海外生活は精神論だけでは生きられない

▶︎ メキシコ滞在
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2020年に新型コロナが世界に広がり、緊急帰国を余儀なくされたり、逆に帰国を控えたりと、2年以上経った今も、コロナ以前のように自由に海外を行き来できるまでは、回復していません。これから、もっと規制緩和が緩み、海外へ出ようとしてる方にとっては、準備を始める時期に入ってるのではなでしょうか?

私がメキシコに渡ってから3ヶ月が経ち、経験も踏まえて、これから海外で生活される方の参考になれば幸いです。

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準備段階から既に『海外向け』にする

最後は、『頑張れば何とかなる!』とういう精神は大事なのですが、それは、準備がある程度、整っていて、自分にも経験やスキルがあるという前提です。そこを忘れがちになります。日本にいると言葉や文化が共通しているのが根底にあり、そこから自分で立ち上げていくのと、海外で一から生活を立ち上げることは容易ではなく、日本でできているからと言って、必ずしも現地でも日本と同じように、やっていける保証はありません。

  • 行く国の第一言語のスキル
  • 新しい住環境への適応能力
  • 食事や買い物(自炊ができるのか?現地の支払方法や銀行口座開設など)

現地の人との価値観も違うだろうし、第一言語が自由に使えれば、教えてもらったりしながら徐々に、慣れていくことができるので『立ち上げ』も早くできますが、そうでない大半の人は、そこで躓くことになります。

私の旦那さんのように海外赴任で、仕事で第一言語が、行った先で必要ない場合もありますが、仕事以外で生活する場面では、メキシコなので第一言語のスペイン語は必須となります。帯同の私も、それは同じです。海外赴任の場合は、会社に通訳の人を雇ったりしていることが多いので、お世話になることもありますが、普段の生活では通訳さんは付きませんので、自力で生活してます。スペイン語はできませんが、会社の運転手さんと私は英語で会話しますし、借りている家のオーナーさんも英語ができるので、この点はやはり、前回のアメリカ赴任生活が役に立っています。

『言語』の部分では、今は翻訳機が発達しているので、準備しておけば解決する話かもしれませんが、日本に居ると、第一言語の重要さに気が付かないので、こういうのでさえ、準備せずに渡航すると、生活の立ち上げで苦労する羽目になります。

銀行制度も違いますし、生活様式や住居様式も違います。場所によってはインフラの整備も日本とは違うこともありますので、事前の準備で、どれだけ想像力を働かせて、現地に対応できるようにするのか?考えてから出発しないと、出発後は不安や緊張、疲れなどがあるので、現地入りしてから体調崩したりして、上手くことが運ばなくなります。『準備』が事前にできない場合は、サービス代行などしてくれる業者などに手数料を払ってお願いすることになりますが、『外枠』だけしてもらっても、結局、中身は自分ですることになります。日本に居る時から、じっくり時間をかけて現地の生活についての情報収集は自分ですることをお勧めします。

日本から準備していくもの

今は、かなりの円安なので、何を買うのも高く感じてしまいますし、滞在期間にもよりますが、常備薬はもちろんのこと、歯ブラシは持参した方が良いです。欧米に行く場合、特に体格差があるので、歯ブラシヘッドが、日本のものより大きいので、使い慣れているものを持参。シャンプーなども、行ってすぐに、自分に合うもの見つけにくかったり、買い物に行く時間が、ゆっくり取れなかもしれないので、持って行っておくと安心です。貼る湿布薬は、海外では見つけにくく、あったとしても値段が高いことが多いので、私は日本から持って行くリストには入れています。コンタクトレンズを使用してる方は、日本から持参。現地の健康保険の加入などを考慮すると、処方箋を出してもらうのに手間や高額の診察料金を支払うことになるかもしれません。

  • 歯ブラシ
  • シャンプー&リンス(ヘアケア用品など)
  • コンタクトレンズ
  • 貼る湿布薬
  • 目薬
  • 常備薬(風邪薬・胃腸薬など)
  • 下着(体格に合うものを見つけるのが難しい場合がある為)
  • 日本茶(ティーバッグなど)
  • お箸

スーツケースに余裕があれば、インスタント麺やスープの素などを含めた日本食を持参しておくと良いと思います。私は、日本の焼き菓子やおかき類も持って行きます。あれやこれやと入れているうちに、スーツケースが重くなりますので、重さを測りながら詰めて下さいね。

まとめ

情報を集めて精査し、現地での生活がどういうものなのか、想像して準備することがポイント。自分が思ってるより準備期間が必要になると思います。現地での『生きる術』を身につけてこその精神論です。海外に出るということは、よその国にお邪魔しているということです。だから、滞在VISAが必要なのですから、日本のように暮らせないことを覚悟して渡航準備しておくことです。

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