少し前に、スペイン語の先生から”jicama”という食材が美味しいという話を聞いていて、どんな物かとスーパーで探していたのですが見つからず、どこにあるのだろう?と思っていたら、果物コーナーで売られていました。
1kgで24.95ペソ(約175円)
236gなので約5.8ペソ(約42円)ですね。
jicama(ヒカマ)とは?
メキシコ原産のマメ科で伝統的な多年の草本植物で、検索すると野菜と書かれてるものが多いですね。日本語訳には葛芋という名前が当てらてるそうです。日本ではほぼ流通していない食材です。殆どが水分で炭水化物と食物繊維が多く含まれています。常温で保存するのが一般的。
スペイン語の先生は果物っていうんだけど、私的には果物に見えない!!!でもメキシコのスーパでも果物コーナーで見つけたから、やはり野菜というより果物の扱いなのだろう・・・
果物と分類されるのか、野菜に分類されるのか、判断が難しい。何かしらの定義があると思ったので農林水産省のHPを確認してみたところ、概ね2年以上の栽培を要する草本植物で食用のものを果実としているようです。
☆農林水産省HP ▶︎ 果実とは
この定義からすると、やはり果物なんだ〜
食べ方や調理方法など
外の皮を剥いて(新鮮なものは剥ぐことができる)白い部分を食べます。手で剥けましたが、キレイにつるんと皮と食べる所が分離される訳ではないので、包丁で『皮剥き』した方が仕上がりはキレイです。調理する内容などで使い分けしても良さそうです。
生でも食べれるようで、他の野菜と一緒に炒めたりスープに入れたりと、日本の蕪や大根と同じような料理方法で食べると聞いたので、生で試食してみました。梨のような甘みが少しあるかな、くらいです。アクのような感じもないし、後味もスッキリしているのですが、私個人的には、ゴボウのような香りが鼻に抜ける感じでした。生で食べるなら、他の食材を多めにしてなら食べても良いかな・・・
薄めに切って焼いたり、スープに入れたりする方が使いやすい気がしました。食物繊維が多く含まれてるようなので、メキシコではゴボウが入手しにくいこともあるので、『ゴボウ料理の置き換え』として利用しても良いのかもしれません。クセもないので使いやすい食材です。
今日の晩御飯は、これを使って何か作ってみたいと思います。人参と合わせて、きんぴらにしようか?野菜スープにも入れれば使いきれそうです。ピーラーや包丁などで皮を剥くなら、少し厚めに皮を剥くのが良いと思います。
メキシコ原産の食材 “jicama(ヒカマ)” 日本では食する機会はないかもしれませんが、いつか出会うことがあったら、ぜひ食べてみて下さい!
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