メキシコの健康診断結果

1ヶ月ほど前に健康診断を受診しました。旦那さんの会社では、一時帰国時に受ける人が多いのですが、一時帰国できる日数も、そう多くないのと、既に前回の受診より1年以上過ぎてますので、できるだけ早めに受けておきたかったので、メキシコでの健康診断を受診することにした訳です。

☆健康診断を受けた時の投稿メキシコで健康診断!

診断の結果は、もちろんのことスペイン語です。日本語訳を別料金でお願いできたのですが、翻訳アプリもあることですし、数値が出てくる訳ですから翻訳は依頼せず、原文のままの結果をもらいました。

送られてきた封筒が、すごく大きくて『何で?』と思ってたら、なんとレントゲン写真付きだった!

↑↑写真を見ても、真っ黒で解りづらいと思いますが、よく医療ドラマに出てくるような、あのレントゲン写真が、そのまま送られてきたのです。ウチはドラマのように映し出すパネル持ってませんけど???メキシコ人は、これもらってどうするんだろうか?と、一瞬、考えてしまいました。

このレントゲン写真をどうやって保管しておく? いずれ使う時が来るんだろうか?と思いながらも、送られてきた封筒に戻しました。

もちろん、診断結果が書いてある書類も同封されており、私たちにとっては、こちらの方が大事です。

スペイン語が並んでますが、、、何となく解りますし、後でスマホアプリでじっくり翻訳をかけますが、はやりコレステロールが高いですね。これはもうここ最近、毎年のことです。

加齢によるものだったり、更年期にホルモンバランスが崩れてコレステロール値が上がることは起こり得ることなので、他の数値が悪くないのであれば、食事や適度な運動などを取り入れて管理していくことだと捉えています

OMRON(オムロン)HP → 生活習慣病Q&A 50歳女性です。

アラフィフになると、少しずつ体調に変化が出てきますし、それは仕方がないことですが、健康診断を定期的に受診しておくことで大きな変化があれば対応できることもあるのではないかと思います。

旦那さんも、『今回はコレステロール値が上がった・・・』と言っていました。お酒も飲まないし、私よりストレッチや週末には散歩やジョギングしているのですが、やはり年齢には勝てなくなってきてるようです。車通勤ですし、日本に戻ったら電車通勤になりますから、また変わってくることもあると思うので、今は病気しないように過ごすことにしてます。

私も病気しないように、免疫力を下げないようにメキシコ生活を送るようにしたいと思います。

メキシコで健康診断!

今回、メキシコで健康診断(半日、人間ドックみたいな項目)を受けてきました。

海外赴任者とその帯同家族は1年に一度は健康診断を受けることになっています。旦那さんの会社は、今は単身赴任でメキシコ勤務の方が多いため、日本に一時帰国した時に日本で健康診断を受けられる方が殆ど。私たちも一時帰国した時に受けようかと思っていましたが、一時帰国の日程が、もうす少し先になるので、メキシコで健康診断を受けることにしました。

海外の健康診断事情は?

アメリカ赴任時代もアメリカで健康診断を受けていたので、私たちにとって海外で健康診断を受けることは、あまり抵抗がないことですが、日本のように予防医学の考えが広く浸透していない国が海外では多いので、病気もしていないのに病院に行って検査を受けることは一般的にはあまりないことです。ですから健康診断ができる病院は限られてくることが多かったり、受けられる項目も日本とは少し違うこともあります。

今回は、ウェルビーメディック(WellBe Medic)という医療サポートシステムに会社が加入していくれているので、海外で医療を受けるのも随分と楽でした。このシステムを使って健康診断の予約や日本語通訳などの依頼ができます。海外赴任者は利用されてる方が多いのではないかと。 健康診断の予約を個人で直接、病院へ行うことも可能だと思いますが、やはり現地の言語がある程度できないと難しいのではないかと思います。

☆ウェルビーメディックHP→ WellBe Medic

メキシコの健康診断

メキシコの健康診断を受けるにあたって、日本のように検尿や検便などの専用検査キットがないので、事前に指定された容器をドラッグストアなどで自分で購入するよう指示がありました。写真付きで見本が提示されてたので、どんなものを購入するのか理解しやすかったです。

今回は会社負担の健診なので会社側が用意をしてくれ、旦那さんと私の二人分をもらってきてくれました。日本の健診制度は何から何まで、ちゃんとしていることが改めて実感できます。

ご覧の通り、検尿と検便の容器が同じという(汗)・・・いろいろ複雑な気持ちが交錯します。皆さま、お察し頂けると有難いです。

予約を取ってもらった健診の病院は私立ということもあるのか綺麗な所でした。レオン市の北側にある”Hospital Angeles Leon”という病院です。

ウェルビーに申し込めば、病院選定や検査時間など全てお任せになります。検査日の希望は3つまで出せます。10営業日くらい先の日程から予約可能なので、計画的に進めて下さい。今回はいつも買い物しているスーパーの近くだったので、特に迷うことなく待ち合わせ場所に到着できました。

これから陽が昇っていく所です。

健診当日

予約は朝8時開始。朝ご飯抜きで検査をするので、少しでも早くから検査が始まるのは助かります。受付の続きなども全部、通訳さんがしてくれるので、私たちは椅子に座って待ってれば良いだけなので、それだけでも気が楽です。

手続きが終わって、建物を移動して採血から健診開始。

日本の病院だと採血する時に、血管が細くで嫌がられることが多いので、通訳さんを通して、その旨を担当の看護師さんに伝えてもらうと『そんなに細くないよ』と・・・アメリカで入院した時もそうだったのですが、海外では私の血管でも、いとも簡単に採血してもらえます。この差は何なんだろう???

今回も、すんなり採血が終わりホッとしました。

これから心電図やレントゲン、エコーなど健診を受けていきます。結果は1ヶ月後くらいに手元に届くということです。大きな問題がないと良いのですが・・・日本でも会社で健診を受けたりする機会がある方は、できるだけ受けて早期発見・早期予防して下さいね。

私が感じたことと反省

白人が多い病院という印象。掃除も行き届いているし日本の病院と同じような感じです。ただメキシコあるあるで、時間になっても先生が来ない、次の検査が行われるまでの待ち時間が長く、日本人感覚からすると『ムダな時間』に感じてしまいます。終了予定の時間より1時間半もオーバーして終了でしたので、提示された時間はやはり『メキシコ時間感覚』でした。でもこれは、一般診療もしている病院なので仕方ないようです。

診療自体は日本で受けているのと同じように感じでしたので、ここの部分は安心して受診できました。

注意点としては日本の健康診断のように荷物を入れるロッカーや着替える場所が用意されてないので、荷物を持って移動していきます。各診療で必要な場合は、『着替え用の服』は用意されていました。専用の着替え場所はないので、受診室や受診室に併設されているトイレなどで着替えをするよう言われましたので、脱ぎ着しやすい服装で脱いだ洋服を入れる大きめの袋などを準備した方が良いと感じました。貴重品はコンパクトにまとめておくことは頭にあったのですが、自分の脱いだ洋服をどうするのかまで頭が回ってなかったです。身の回り品の管理が必要になることをお忘れなく。

『待ち時間』のことを除けば、日本で受診するのとあまり変わらない健康診断がメキシコで受けれることが判ったので良い経験でした。

脳ドッグ検査も考える時代なのかも?

日本では人間ドッグや健康診断などを受診して病気などを早期発見して治そうという考えがあります。自治体が実施するものもあれば、勤めている会社などを利用する機会もあったり、小学生になった時から何だかの形で『健康診断』を受けて来ているので、病気でもないのに医療機関や病院などに行くという考え方はさほど抵抗のないことだと思いますが、海外ではまだまだ一般的な考え方でありません。今の自分の健康状態を知ることで予防に努めたり、病気の早期発見で治療を開始できたりとメリットがあります。健康診断をする為の医療機器が揃っているので、海外から受診に来る人もいるくらいなのです。忙しく複雑な現代社会においては、『健康診断』を定期的に受診しておくことは必要だと思っています。

私も、アメリカ赴任をきっかけに、半日人間ドッグを基本年に1回(新型コロナ感染が拡大していた時は、1年半くらい空いてしまいましたが)受診しています。10年以上続けているので、過去のデータとも比較できますし、選択できる項目は1つ前の検査とは変えたりして検査することも、毎年受診するからこそできることなのかもしれません。

メキシコ赴任前に受けた半日人間ドッグで、いつもの項目と変えて入れたのが脳ドッグです。オプション追加にすれば、通常検査をして脳ドッグも可能だったんですが、個人負担で行ってる検査なので、そこはアラフィフ主婦(夫)目線が発動!毎年受診してて、変更可能で特に問題がない項目と脳ドッグを交換しました。

なぜ、脳ドッグを入れたかというと年齢的なことを考えて、今の状況を知っておくのが目的です。脳が原因で引き起こされる病気は、表面に現れた時にはかなり病状が進んでいることもあるので、今後比較するにも『今の状態』を知っておくのも良いかと考えたからです。脳卒中や交通事故による高次脳機能障害、認知症(脳の萎縮)など、外見からは判断しにくい場合、脳のCTやMRIを撮影すれば判断できます。もしかしたら若年性アルツハイマーになってるかもしれないのですから、健康診断を機に確認しておくのも一つかもしれないと思ったのです。

結果は、脳の萎縮も見られず、血管の損傷も脳腫瘍なども見つからず何よりでした。加齢とともに変化するとは思われますが、アラフィフの段階での状態を知ることができたので、この状態を維持できるよう健康管理に努めるという指針ができました。もしこの段階で病気が早期発見ができれば、治療や投薬で治せれば医療費や通院の負担も減ることになります。

人生100年時代と言われていますが、歳を重ねるほど身体の健康管理と脳の健康管理は別になるのではないかと感じています。体を動かして能力の維持をするのと同時に脳の能力維持も必要かと・・・体が元気でも脳が衰えて思うように生活できなる、またその逆もありますから、体だけの健康を考えるのではなく脳の健康も考える時代になったんですね。

モバイルバージョンを終了