『薄切り肉』は日本独特のもの!

メキシコは食費が安く済むと赴任前は思ってましたが、最近の物価の上昇もありますし、円安が進んでいて、日本円に換算して考えると思ったより高いと感じてしまいます。為替の影響を受ける海外生活は不確実な資金計画しか立てられませんので、すぐに円換算して考えてしまうのは仕方がないことです。それでも牛肉や豚肉など生鮮食品は、やっぱり日本の価格よりか安いので家計的には助かってます。

でも日本のように、『薄切り肉』の種類が豊富に売っていなくて、『生姜焼き』の厚さが売っていればラッキーな感じです。アメリカ赴任の時代は、それさえも売ってなかったので、それに比べればマシですね。そして海外では肉と言えば、こんな感じでしょう!

これで厚み5cmくらいで約530gくらいあります。切り売りの1ピースといえば、こうなってしまいます。お値段約1,300円(1ペソ=約7円で計算)ほど。

これは、メキシコのパッケージされた『薄切り肉』です。今回のは薄い方・・・その時によって差がありますが、私としては、これでも有難いです。

でも、対面でスペイン語を話せば、薄切り肉が買えます!実は、頑張って対面で頼んで、豚肉を薄切りにしてもらいました。薄すぎなのと綺麗に切った物を並べていないので塊に見えますが・・・1kg程あります。スライスして欲しい豚肉が対面に売ってないことがあるので(←『いつもの物が売ってない』メキシコあるある)見つけた時は多めに買って冷凍します。

スペイン語で ”Cortalo fino, por favor.” ”Corte finamente, por favor.” みたいなことを伝えたと思います。なんせ、必死のスペイン語なので(苦笑)・・・そうしたら店員さんに”Shabu-Shabu? “って言われたではありませんか!今や『しゃぶしゃぶ肉』はメキシコでも有名なの???

日本だと、『細切れ』になるかもしれませんが、これだけだけ薄く切ってくれることに感謝しかありません。自分で『薄切り肉』にしようとすると、スライサーを買って、冷凍した肉で切っていかないと薄く切れないと思うんです。

『薄切り肉』は主婦(夫)の味方ですよね!ちなみにこの豚肉のパックは約730円くらいです。今日、食べる分は残して、残りは小分けにして冷凍庫へ!アメリカ赴任時代も対面でハムの切売りを買っていたのです。メキシコでも切売りコーナーは、いつも人がいます。やはり、欲しい物を好きな量だけ買いたいと思うのは世界共通だと思いました。

”Shabu-Shabu”と言われるように、『薄切り肉』は日本独特の薄さなんだと思います。海外だと、薄切り肉はお目にかかる機会が少ない気がします。日本食文化が広まることで、お肉に対する概念が変わっていってるのかもしれませんね。『Shabu-Shabu』という薄さが伝わることで、薄切り肉が買いやすくなって嬉しく思っています。海外に住んでると日本と同じように食材が手に入らなかったり苦労もありますが、昔より情報が行き渡っていることもありますので、もしかしたら探してるものが見つかることもあるかもしれません。その為にも、現地の言語を多少でも話せるようになることは大切なことですね。メキシコ生活を快適にする為に、これからもスペイン語の勉強は続けていきたいと思います。

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