2023年は『健康寿命』を意識したい!

人生100年時代。アラフィフからすると、今まで生きてきた時間と同じくらいの時間を、まだこれから生きることも可能な人生になりつつあるということ。でも明らかに10代・20代とは違う身体能力であることは自覚しています。社会の価値観や技術革命によって衰えるスピードをほんの少し緩やかにできているだけのことだと思っています。

寿命と健康寿命は違います。最新の情報では、日本人の平均寿命は男性が約81歳、女性は約87歳と言われています。健康寿命は男性が約72歳、女性が75歳です。健康上問題がなく日常生活に制限されることなく生活できる期間とされてるのが健康寿命ですから、そのことを考えると、自分のこれからのライフプランが大きな意味を持つことになるように感じています。

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今のシニア世代の状況は?

自分の親のことを見ていても、親世代がアラフィフの頃から時代が大きく変わり始めていて、令和の今の社会をどこまで想像できていただろうか?と疑問に思うことがあります。年金を受給する年齢になってから数十年が経ち、時代の変化と共に考え方やライフスタイルを柔軟に対応できている人とそうでない人とでは、日々の生活の過ごし方が違っているのではないかと想像してます。

『〇〇神話』みたいなものを信じ続けていたりして、今までの考え方を変えたり、自分のライフプランをその都度、見直すことは年齢を重ねるほど難しいのではないかと思います。特にここ30年はあらゆることがハイスピードで変化した上に、ポストコロナで加速的に変化したこともあったので、どのくらいのシニアがこれに対応していってるのか、知りたいところでもあります。

私たちが求めるものは正解ではない!

今の社会的風潮は、個人のライフスタイルが尊重される傾向があり、何が正解とかではなくて、自分の人生を自分が納得できるように最後まで生活できるかどうか、そして最後の時になっても家族に迷惑かけないで終われるのか、ではないかと。個々の価値観によって考える人生なので、人違って当たり前だし、一人で行動する力を身につけておかないと、いざ何かする時にパニックになったり、何もできないことになります。

よくシニアの人が口にする言葉で『人の世話になりたくない』という言葉を聞くのですが、健康寿命が来れば必然的に、大なり小なり誰かの力を借りて生活することになるのです。その時になって、判断能力がない年齢や健康状態が悪くなっていた場合は、八方塞がりになってしまいます。自分にとって楽しく豊かに暮らせることを優先させるためにはどうすれば良いか、ということを考えることが年齢を重ねていく上で、求められていることであって、正解が何かということを考える必要はないと思っています。『頼りにすること』と『迷惑をかけること』は別であることを認識しておくことではないかと思っています。

今回、勉強した動画は本要約チャンネルの『財産消滅』(約40分ほど)を動画を下に貼っておきます。

引用元:YouTube 本要約チャンネル 『財産消滅』より

動画を観て私が感じたこと

この動画を観て思ったのですが、超高齢化社会がやってくると言われて、それなりの期間が経ちますが、実際には、まだまだ法整備や充実した社会の受け入れ体制が整っていないように感じました。それでも待ったなしで進んでいく社会ですから、自分でどうするのが良いのかを考えて備えておくことが必要です。

自分自身にも価値観があり、周りにいる人もそれぞれ価値観があるのですから、多様性や他の社会を知ることで視点を変えたり選択肢が増えたりすることもあります。自分で動けるうちに、考えられるうちに、やってみたいことは後回しにせず、2023年は過ごしてみたいと思います。

子育てが終わったら『親の介護』を考え始めるのがアラフィフ世代なのかも?

私の実の両親は80歳前後。特に大きな身体的な病気を抱えているわけではなく、元気で暮らしています。しかしながら、一般的にはそろそろ『人の手』を借りて生活することになる日が近いことも事実です。それを本人たちが受け入れられるかどうかは、元気で暮らしている人ほど難しいと感じています。

今回、ネット記事に『アラフィフが80歳で要介護2「認知症の母」と”親孝行旅行”に挑んで凹んだ話』を読んでみて考えたことがありましたので、参考までにその内容を下に添付してます。

現代メディア2023年9月4日付 記事より

『誰の世話にもなりたくない!』そう、思うのも当然だし、できるならそのような暮らしをして人生を終えることができるのが理想。でも実際問題、何かあってもすぐに関西には戻れないですし、(メキシコにいる時よりはまだ、距離的にはマシですが)普段の生活も手助けできません。それが現実です。

それぞれの家族が生活していくので精一杯の毎日だし、金銭的にも余裕がない。1990年代に高齢化社会が進むと言われ、2007年に超高齢化社会に突入。2025年には日本の人口の約30%が65歳以上の日本。世界から見ても高齢化社会が進んでいる国です。これから自分も歩んで行くことになる道ですので、準備しておく為にも『親の介護を考えるのは良い機会かもしれません。

介護保険とは

実際、介護の経験がない私なので、介護保険制度についてはザックリとしか知りません。『申請してから認定をもらうまで時間がかかるよ』とか、『手続きがいろいろあるよ』など、耳にはしていましたが、受けたい時に直ぐに受けられないということをまず知っておくことが必要です。65歳以上の高齢者だけではなく、40歳以上の特定疾病患者で介護が必要になれば受けられる保険です。ということは、アラフィフの私も受ける可能性があるということです。40歳から介護保険料を支払うことが義務付けされているのは、こういうところから来ていいるということですね。

私の母も認知症診断を受けています

まだ軽い方だとは思います。興味のあることはまだ記憶に残っていることもありますが、自分に興味ないことは5分前のことでも覚えていないことがあります。

身体的にはまだまだ健康で、服用している薬も1種類、認知症関連が1種類だけですので、管理もしやすいです。ただ見た目では認知症を患ってるようには見えない為、家族以外の方と接する時は、気をつけています。話が噛み合わなくなったり、本人は嘘を言ってるつもりはないのですが、曖昧な記憶だったり、話をしたことすら忘れてしまうことがあるのですから・・・

介護認定は身体的能力を基準に考えられている感も否めなく、脳と身体的能力の乖離が大きくなる認知症については、これから寿命が延びっていっている中で、考えておかなくてはいけない事が母を見てると多くなるような気がしてます。

考えたこと

人生100年と言われるようになったとしても、健康寿命はおそらく75歳前後。それから先、自分の人生を終えるまで、どのくらいの時間があるのか?それまでにやっておくことがあるのなら、まずそこを目指したいですね。でももしかしたら、その途中から介護保険制度を使うことになるかもしれない、ということを頭に入れておくことで、精神的に余裕が生まれるなら、今から知っておく制度の一つだと感じました。

そして自分の両親にも、まだ健康で生活できているうちに考えてもらいたい制度です。『誰の世話にもならずに・・・』それは無理なんですよね・・・誰に、どこに、どれだけお世話になりたいのか?またなれるのか?早い段階から情報を得ておいて考えるは、自分が過ごしたいライフスタイルに繋がるということのような気がします。

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