メキシコのコーヒー産地 CHIAPAS=チアパス

メキシコ生活では、ゆったりまったりの生活がすっかり定番のアラフィフの私。運動不足が気になりながらも不要不急の外出を一人でしないようにしてます。コロナだからというのではなく、同じ会社の駐在妻の方がいないのと、一人でふらふらしてトラブルに巻き込まれないように・・・という考えのもと。

家の中で過ごすことが多いので、コーヒーや紅茶、日本茶など飲む機会が多いので、買い物に出た時は、チェックする食材でもあります。今回はコーヒーについて・・・

最初に飲んだのは、スタバだったと思います。『チアパス』って何だろう?と思って、旦那さんに聞いたらメキシコ産のコーヒー豆のことだよ、と聞いて飲んだのがきっかけ。酸味が少なくて、とても飲みやすく濃い目に出してミルクをたくさん淹れても、ブラックで飲んでも美味しいです。少し甘い香りもしてきて、旦那さんも私も気にってます。

いつものスーパーマーケットにもあったので買ってみました。400g入りで110ペソ(約770円)やっぱり安いですよね・・・今、日本でコーヒー豆を買ったら幾らするのかな?

日本ではメキシコ産のコーヒー『チアパス』はあまり流通していないのかもしれませんが、メキシコの南の方で栽培されてるコーヒーです。メキシコは世界でも有数なコーヒーの産地のひとつです。オーガニックコーヒーも盛んに栽培され、また産地の標高で格付けが行われていて、下記のように呼ばれています。

*Altula: 高い標高(900mから1,200m)で収穫した豆(最高品質)

*Prima lavado: 600mから900mの標高で収穫した豆(prime washed)

チアパス州以外にも幾つかコーヒーを栽培している州がありますので探してみたいと思います。

今日のteatimeはこちら

あまりブラックコーヒーは飲まないのですが、この豆だと量をいつもより少なくしたら飲めるので、また陽も高いしブラックコーヒーを飲むことにしました。

贅沢な大人の時間???

メキシコで『白トリュフオイル』買ってみました

スーパーマーケットに行くと、時々、『冒険』したくなることがあります。そしてオリーブオイルの在庫を切らしてたので、なんとなく、その売り場の棚の前を通った時に目に入ったのが、『白トリュフのオイル』です。

結構な値段で535ペソ(約3,800円)だったのですが、ちょっと買ってみようか、と旦那さんと意見が一致したので購入してきました。まさに冒険!

買ってきたものの、何にかけて食べる?

ラベルの裏側に『オススメ』は書いてあるのですが、メキシコに来てから生野菜は食べないから、サラダにかけるというのは我が家ではない選択肢。

どんな味か解らないので、どうしようかと思って、迷った挙げ句シンプルにパスタ料理に使うことにしました。

キャップを開けた瞬間から『トリュフ』の香りが立ってきました。

そら豆とツナにキャベツのパスタ(そら豆の皮を剥くの忘れたまま写真撮影してしまいました)勢い余って、白トリュフオイル掛けとなってしまった私のパスタ。それを横で見ていた旦那さんは、慎重にオイルを掛けてました(笑)

鼻の奥にもトリュフの香りが広がって、食べ終わった後もトリュフの香りが暫く残っていて、余韻に浸りながらの昼食でした。

バルサミコ酢のシリーズもあるみたいだったので、次はこれかな?

今回は、ちょっとプチ贅沢な買い物でした。

メキシコで健康診断!

今回、メキシコで健康診断(半日、人間ドックみたいな項目)を受けてきました。

海外赴任者とその帯同家族は1年に一度は健康診断を受けることになっています。旦那さんの会社は、今は単身赴任でメキシコ勤務の方が多いため、日本に一時帰国した時に日本で健康診断を受けられる方が殆ど。私たちも一時帰国した時に受けようかと思っていましたが、一時帰国の日程が、もうす少し先になるので、メキシコで健康診断を受けることにしました。

海外の健康診断事情は?

アメリカ赴任時代もアメリカで健康診断を受けていたので、私たちにとって海外で健康診断を受けることは、あまり抵抗がないことですが、日本のように予防医学の考えが広く浸透していない国が海外では多いので、病気もしていないのに病院に行って検査を受けることは一般的にはあまりないことです。ですから健康診断ができる病院は限られてくることが多かったり、受けられる項目も日本とは少し違うこともあります。

今回は、ウェルビーメディック(WellBe Medic)という医療サポートシステムに会社が加入していくれているので、海外で医療を受けるのも随分と楽でした。このシステムを使って健康診断の予約や日本語通訳などの依頼ができます。海外赴任者は利用されてる方が多いのではないかと。 健康診断の予約を個人で直接、病院へ行うことも可能だと思いますが、やはり現地の言語がある程度できないと難しいのではないかと思います。

☆ウェルビーメディックHP→ WellBe Medic

メキシコの健康診断

メキシコの健康診断を受けるにあたって、日本のように検尿や検便などの専用検査キットがないので、事前に指定された容器をドラッグストアなどで自分で購入するよう指示がありました。写真付きで見本が提示されてたので、どんなものを購入するのか理解しやすかったです。

今回は会社負担の健診なので会社側が用意をしてくれ、旦那さんと私の二人分をもらってきてくれました。日本の健診制度は何から何まで、ちゃんとしていることが改めて実感できます。

ご覧の通り、検尿と検便の容器が同じという(汗)・・・いろいろ複雑な気持ちが交錯します。皆さま、お察し頂けると有難いです。

予約を取ってもらった健診の病院は私立ということもあるのか綺麗な所でした。レオン市の北側にある”Hospital Angeles Leon”という病院です。

ウェルビーに申し込めば、病院選定や検査時間など全てお任せになります。検査日の希望は3つまで出せます。10営業日くらい先の日程から予約可能なので、計画的に進めて下さい。今回はいつも買い物しているスーパーの近くだったので、特に迷うことなく待ち合わせ場所に到着できました。

これから陽が昇っていく所です。

健診当日

予約は朝8時開始。朝ご飯抜きで検査をするので、少しでも早くから検査が始まるのは助かります。受付の続きなども全部、通訳さんがしてくれるので、私たちは椅子に座って待ってれば良いだけなので、それだけでも気が楽です。

手続きが終わって、建物を移動して採血から健診開始。

日本の病院だと採血する時に、血管が細くで嫌がられることが多いので、通訳さんを通して、その旨を担当の看護師さんに伝えてもらうと『そんなに細くないよ』と・・・アメリカで入院した時もそうだったのですが、海外では私の血管でも、いとも簡単に採血してもらえます。この差は何なんだろう???

今回も、すんなり採血が終わりホッとしました。

これから心電図やレントゲン、エコーなど健診を受けていきます。結果は1ヶ月後くらいに手元に届くということです。大きな問題がないと良いのですが・・・日本でも会社で健診を受けたりする機会がある方は、できるだけ受けて早期発見・早期予防して下さいね。

私が感じたことと反省

白人が多い病院という印象。掃除も行き届いているし日本の病院と同じような感じです。ただメキシコあるあるで、時間になっても先生が来ない、次の検査が行われるまでの待ち時間が長く、日本人感覚からすると『ムダな時間』に感じてしまいます。終了予定の時間より1時間半もオーバーして終了でしたので、提示された時間はやはり『メキシコ時間感覚』でした。でもこれは、一般診療もしている病院なので仕方ないようです。

診療自体は日本で受けているのと同じように感じでしたので、ここの部分は安心して受診できました。

注意点としては日本の健康診断のように荷物を入れるロッカーや着替える場所が用意されてないので、荷物を持って移動していきます。各診療で必要な場合は、『着替え用の服』は用意されていました。専用の着替え場所はないので、受診室や受診室に併設されているトイレなどで着替えをするよう言われましたので、脱ぎ着しやすい服装で脱いだ洋服を入れる大きめの袋などを準備した方が良いと感じました。貴重品はコンパクトにまとめておくことは頭にあったのですが、自分の脱いだ洋服をどうするのかまで頭が回ってなかったです。身の回り品の管理が必要になることをお忘れなく。

『待ち時間』のことを除けば、日本で受診するのとあまり変わらない健康診断がメキシコで受けれることが判ったので良い経験でした。

メキシコのバレンタインの様子

日本でもバレンタインデーのチョコレートが売られている時期ですよね?きっと、いろんなチョコレートがお店に並んでいるのでしょうね・・・見てるだけでも楽しめそうです。

メキシコでもバレンタインはイベントとしてあるようです。日本では女性から男性にチョコレートを贈ることが習慣付いていますが、海外では男性が女性にプレゼントするパターンが多いようです。そしてメキシコでは、『愛と友情の日:El Dia del y la Amistad』とも呼ばれ、カップルだけではなくて友達同士ともお祝いするようです。

いつも行ってるスーパーマーケットもすっかりバレンタインデー仕様!

可愛いピンク色でコーティングされたドーナツやらカップケーキが売れています。メキシコでも創意工夫してイベントごとに合わせた商品が並ぶのは日本と同じですね。

私が働いてた頃は職場の人にも買う『義理チョコ』が、なんとなく当たり前の慣例みたいになってましたが、もう今はそんなことないんでしょう?自分の渡したい人だけに(自分の分も含めて)選んで買うのは楽しい時間でもあります。

皆さん、楽しい時間を過ごして下さいね!

またメキシコとの物価の差が広がりました

メキシコと日本の購買格差がまた広がりました。前回、投稿した時は(日本を1として)1.3くらいだったのですが、今回1.5を超えてきました。日本も物価上昇のラッシュですが、それ以上にメキシコの物価が上がってるということなんです。

大卒の初任給が日本の半分くらいなのに、物価は日本の1.5倍ということは、日本の賃金が今の5割増になっても良いのでは?と、アラフィフの私は単純に感じてしまいました

☆メキシコの物価についての以前の投稿とうとうメキシコの物価の方が高くなりました

日本特有の『春闘』交渉で3%とか5%upとか、賃金大手スーパーのアルバイト賃金が7%上がるとか、メキシコの居ても情報は聞いています。一方で海外進出してる企業が4割賃金上げるという話が出るのも、メキシコに居る私にとっては、こちらの方が納得できる賃金アップに感じてしまいます。賃金が上げられない事情があるのかもしれませんが、賃金を上げやすい政策を政治で行なってもらわないと、企業努力だけではすぐに、賃金アップに繋がることは難しいのではと思います。

日本の労働者は『サラリーマン』が多いので、源泉徴収されてる税金を確定申告に変えるだけでも月に数万円所得が増えることになるのではないかと思います。確定申告して税金を払うことになるので、自分がどのくらい税金を払うことになるのかなど、税金に対する考えや理解を深める機会になります。

ちょっと話が逸れてしまいましたが、経済的に世界から見ても、先進国とは言えない状況になっているのは間違いないと感じているのは私だけなのかもしれませんが・・・

日本の価格で安心安全な食品やサービスを受けられることは有難いと思う反面、安すぎるという感覚が持てないのは、やはり可処分所得(収入から税金や社会保険料を引いた金額)が上がらないのが大きいのではないかと思います。メキシコでは、より良い収入を得るために転職は当たり前で、企業も良い人材を得るために賃金アップをせざるを得ない状況になってます。

メキシコだけではなく、以前は日本より物価が安かった他のアジアの国の方が賃金や物価が高くなってることを認識して、これから後々の私たちの生活に大きく影響しないようになってもらいたいものです。

メキシコでは『boxティッシュ』は高級品?!

メキシコの物価が上がってきているのは、度々、お伝えしていますが・・・メキシコに来てから気になってた価格があるのです。それはboxティッシュ

スーパーで置いてる面積も狭いし、品薄気味な感じの棚が多い。コストコに行っても売ってない時もあって、ティッシュペーパーが大好きな旦那さんにとっては、『ティッシュがない』ことは、とてもショックなことなので家での『在庫管理』も、目を光らせている品物の一つです。

そんなboxティッシュの価格 なんと111ペソ(約777円)

日本で通常サイズより2倍入ってるのものとは言え、2個パック(通常の4個分)で700円超!とても高級品だと感じます。多分、私の想像なのですが、こちらは食事の時などペーパーナプキンを使う文化ですので、ティッシュは高いのでペーパーナプキンを主として使用しているのでは?と。それにしても高いですよね・・・大卒の初任給が日本の半分くらいのメキシコの給料なのに。

『箱』自体は、可愛いパッケージのメキシコらしい物が売ってます。

でも、少し困ることが価格以外にもあります。ティッシュを取る時に、上手く紙が切れなくて、紙を引っ張るとズラズラと紙が出てくることがあるんです。強く引っ張ると箱が動くし、全然、紙が切れないので、もう一方の手で切り離します。

“3 Hojas=3枚組” と書いてあるのですが、これが影響しているのでしょうか?確か、日本は2枚組でしたよね?日本のは箱は嵩張らないように、品質はそのままで『紙の圧縮』してるのだろうとも感じています。

でもこんなに値段が高くなると、ウチの家計にも響いてきます。メキシコ流にペーパーナプキンを利用することを主にしないといけなくなるのかもしれません。今後は、『肌触りの良いペーパーナプキン探し』をしてみようかな?

日本も、これからどんどん物価は上がっていくのは確実。賃金が上げられる企業に転職していく人がいるのでしょうか?

以前、旦那さんの会社でも離職があることを投稿したのですが、あれからも現地日本人スタッフも含め、事務職でも離職が相次いでいます。本当に良い人材の確保が難しいようです。今後、日本でも、このような現象は起こるかもしれません。少ない現金しか手元に入らないというのは生活が困るわけですから、高い賃金を得られる方に転職していくことは、海外では極々、自然なことです。

アラフィフの私にとっては小さな願いですが、メキシコの物価が、これ以上上がらないことboxティッシュが手軽に買える日が来ることを願うばかりです。

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