<メキシコ生活>出会いたくなかったサソリ

つい先日まで、アリが出てきてて、その出入口をやっと見つけて塞いだところでした。ホッとしていたのもの束の間、とうとう難敵のサソリが・・・ここメキシコ・レオンの地域はサソリが出る所として知られている場所でもあります。暑い時期に出るとは聞いていたものの、まさか家の中で出会うとは思いませんでした。旦那さんの会社では時々、現れるみたいですけど(汗)

しかもこの10月に入ってからという・・・旦那さんが朝の支度をしている時に洗面所内に現れました。サソリ専用の殺虫剤もあるらしいですが、我が家には、そんなものはあるはずもなく、持ってる殺虫剤で対処するしかありませんでした。これがダメなら熱湯をかけるしかない状態。

まだ起き立てて頭の回転がゆっくりなのに、この騒ぎ!二人、慌てふためきながらも殺虫剤を吹きかけ何とか退治できました。写真を撮ったのですが、ピンぼけすぎ・・・苦手な方は写真を飛ばして下さいね。

メキシコ・レオン サソリ

大きさは約5〜6cmくらいな感じ。旦那さんは出勤時間がきた為、動かなくなったのを確認してから家を出ました。その後は、私が処理。日本でムカデ退治はしたことがあったので、『ムカデの大きの!』って思うようにして、使い古しのお箸で摘んで、ナイロン袋に入れて、そのまま直ぐに他のゴミと一緒に、ごみシューターに駆け込み、捨てました。

サソリがいなくなった床はアルコール消毒で、しっかり拭いて作業終わりです。

もしかしたら、もう1匹いるかもしれない?と思いながらドキドキです。どこから、どうやって入ってきたのか?最近、運ばれてきた物とかもないので進入経路は解っていません。ムカデもそうだと思いますが、2匹で行動することが多いと言われているので、とりあえず他の部屋も掃除機をかけながらチェックしたのですが、(靴の中もチェックしましたよ)私が見る限り見つけられませんでした。もういないことを願います。

もし噛まれたら、病院で処置をしてもらわないといけませんから、気をつけないといけません。

今回、使った殺虫剤はツンとしたニオイがなく、爽やかなグリーンな感じで泡タイプです。

この泡タイプが効いたのかもしれませんが、この週末の買い物リストにはサソリ用の殺虫剤を追加します!普段の生活では都市化されてるのでレオンが砂漠であることを感じませんが、やはりここはメキシコ。日本に居ては体験できないことの一つでした。

『薄切り肉』は日本独特のもの!

メキシコは食費が安く済むと赴任前は思ってましたが、最近の物価の上昇もありますし、円安が進んでいて、日本円に換算して考えると思ったより高いと感じてしまいます。為替の影響を受ける海外生活は不確実な資金計画しか立てられませんので、すぐに円換算して考えてしまうのは仕方がないことです。それでも牛肉や豚肉など生鮮食品は、やっぱり日本の価格よりか安いので家計的には助かってます。

でも日本のように、『薄切り肉』の種類が豊富に売っていなくて、『生姜焼き』の厚さが売っていればラッキーな感じです。アメリカ赴任の時代は、それさえも売ってなかったので、それに比べればマシですね。そして海外では肉と言えば、こんな感じでしょう!

これで厚み5cmくらいで約530gくらいあります。切り売りの1ピースといえば、こうなってしまいます。お値段約1,300円(1ペソ=約7円で計算)ほど。

これは、メキシコのパッケージされた『薄切り肉』です。今回のは薄い方・・・その時によって差がありますが、私としては、これでも有難いです。

でも、対面でスペイン語を話せば、薄切り肉が買えます!実は、頑張って対面で頼んで、豚肉を薄切りにしてもらいました。薄すぎなのと綺麗に切った物を並べていないので塊に見えますが・・・1kg程あります。スライスして欲しい豚肉が対面に売ってないことがあるので(←『いつもの物が売ってない』メキシコあるある)見つけた時は多めに買って冷凍します。

スペイン語で ”Cortalo fino, por favor.” ”Corte finamente, por favor.” みたいなことを伝えたと思います。なんせ、必死のスペイン語なので(苦笑)・・・そうしたら店員さんに”Shabu-Shabu? “って言われたではありませんか!今や『しゃぶしゃぶ肉』はメキシコでも有名なの???

日本だと、『細切れ』になるかもしれませんが、これだけだけ薄く切ってくれることに感謝しかありません。自分で『薄切り肉』にしようとすると、スライサーを買って、冷凍した肉で切っていかないと薄く切れないと思うんです。

『薄切り肉』は主婦(夫)の味方ですよね!ちなみにこの豚肉のパックは約730円くらいです。今日、食べる分は残して、残りは小分けにして冷凍庫へ!アメリカ赴任時代も対面でハムの切売りを買っていたのです。メキシコでも切売りコーナーは、いつも人がいます。やはり、欲しい物を好きな量だけ買いたいと思うのは世界共通だと思いました。

”Shabu-Shabu”と言われるように、『薄切り肉』は日本独特の薄さなんだと思います。海外だと、薄切り肉はお目にかかる機会が少ない気がします。日本食文化が広まることで、お肉に対する概念が変わっていってるのかもしれませんね。『Shabu-Shabu』という薄さが伝わることで、薄切り肉が買いやすくなって嬉しく思っています。海外に住んでると日本と同じように食材が手に入らなかったり苦労もありますが、昔より情報が行き渡っていることもありますので、もしかしたら探してるものが見つかることもあるかもしれません。その為にも、現地の言語を多少でも話せるようになることは大切なことですね。メキシコ生活を快適にする為に、これからもスペイン語の勉強は続けていきたいと思います。

旦那さんからの依頼『工具入れ』

時々、リビングにミシンが出っ放しな時があります。

メキシコの引越し荷物の中に、作業台になるような机は持って来なかったんです。子供が帯同ではないし、『家具付きの家』を賃貸することが多い海外赴任。船便の船が沈んだりすることも無きにしも非ず、2ヶ月の期間をかけて日本から持って来るの物は最小限にするのが、今回の海外赴任のテーマの一つだったこともあり、ハンドメイドの道具も選んで持って来ました。ミシンは外せないアイテムだったので持って来たのは、やはり正解でしたよ(笑)海外では100円ショップも近くにないですし、ちょっとしたものを作ったりすることがありますので、海外赴任時にはミシンを船便に入れておくのはお勧めです!

そしてミシンで時々、私が何か作ってるのは知ってる旦那さん。

旦那さん

『ドライバー入れ』作って欲しいねんけど・・・

じゅんこ

『難しい形やね(苦笑)・・・』

旦那さん

『巻き風ので良いんやけど?』

じゅんこ

???

そうなんです、『ドライバー違い』をしてたんです。私はてっきり、ゴルフのドライバーを入れる、もしくはドライバーヘッドのカバーの制作依頼かと思ってたんです。そうしたら、大工道具のドライバー入れを作って欲しいという・・・それなら作れそう!!!旦那さんが小学校高学年から使用してる一式らしく、他の道具とは別に保管したいそうです。

どんな物なのか?本数や高さを測りながら、イメージして簡単な製図らしきものから制作開始です。

  • ポケットの数はどうする?
  • 全体の大きさ
  • 留める紐の長さをどうする?
  • 依頼者がどんな感じで使用するのか確認
  • 工具以外のもので入れるものあるのか?

依頼者がザックリ抽象的にしか説明がない場合は製作者は苦労することが多いので、私から質問して完成イメージを作っていくこともありますが、一番、モチベが下がるのが『何でもいいわ〜』とか『全部、任せるわ〜』なんです。色とかも含めて、考えていることは全部、伝えてもらいたいのが、製作者側の思いです。何でもそうですが、相手が考えることが全て理解できるハズもありませんので・・・

上の会話を見ても、考えてることが違うと会話が噛み合いませんしね〜 そこを埋めていく作業は面倒くさがらずに、お付き合い下さいませ。

そして、出来上がりは↓↓

工具入れ(巻き)表側

紐を解いて、中に工具を入れた状態です。

工具入れ(巻き)内側

<ポイント> 他に入れたくなるかもしれないので『2段入れ』で制作し、無地と柄の2種類のキャンバス地を使用しています。上からもう一折りして畳みますが、もう少し背の高い工具を入れても畳めるような寸法にしています。

制作は、家事を合間にしながら、半日かけて終了。メキシコに来てからは自分のペースで家事もハンドメイドもできるので、『ゆったり生活』してます。アラフィフなので、目の焦点が合わなくなったり手先が思うように動いてない時もありますから、無理のないペースで過ごせることは有難く、ある意味贅沢な暮らしかもしれませんね(笑)旦那さんからも合格点も頂き、満足のいく時間でした!

<メキシコ生活>この金属製のカゴは?

近所を散歩していると、こういう物(金属製のカゴみたいなの)が道の所々にあるのです。

白くペンキで塗装されたのもありました。

最初は何だか解らなくて、そのまま散歩してたら、幾つか同じようなカゴがあるし、やっぱり何かを入れるんではないかと思っていたら、中身が入ってるのを見つけました!

『ごみ集積用カゴだったんですね〜 鳥やカラスなども居ると思うのですが、ポンっと捨てるんですね(笑)日本だとネットを掛けたりしてますけど・・・どのくらいの頻度でごみ収集が行われているのか、判らないのですが、『鉄製のカゴ』は景観の一部に溶け込むような配慮があるように感じました

使い捨てプラスチック製の使用に関しては、メキシコでも規制が2021年から始まってると聞いています。ただ、ゴミの分別に関しては、まだ私の住んでる地域では日本ほど進んでいないように思います。一般的には『家庭で出るゴミとそれ以外』くらいな感じです。メキシコシティのような都会だと違うのかもしれませんが・・・

買い物では『マイバック持参』が基本となっていますし、環境問題に対して意識が高まっていることは確かです。プラスチックに変わる製品も出てきていますし、このような鉄製のカゴに捨てられるゴミの袋も、そのうち変わって行くのかもしれませんね。私たちが生活していく上で、ゴミ処理の問題は避けて通れないので、これこそ世界規模で足並みを揃えて進めていって欲しいです。

メキシコでも休日に時々、手作り餃子!

日本からホームベーカリーを持ってきて、食パンを時々、焼いてます。

☆食パンを焼いた時の投稿 ▶︎ 日本の電子レンジでメキシコでも食パン焼けた!

ホームベーカリーは『捏ねる』だけとかも可能なので、餃子の皮を作って焼こう!ということで、メキシコでも手作り餃子を作ることにしました。メキシコでは薄力粉は手に入らないし、今は家には強力粉しかないのですが、作ってしまおう!といことで・・・ちなみにメキシコでは、中力粉 or 強力粉の購入はスーパーで手軽に買えると思います。メキシコで小麦粉を買うときには表示ラベルの”proteinas”という数字を見ると強力粉か中力粉に近いものか判断できると思います。

小麦粉の種類
  • 強力粉・・・たんぱく質含有量11.5%〜13%
  • 中力粉・・・たんぱく質含有量7.5%〜10.5%
  • 薄力粉・・・たんぱく質含有量6.5%〜9%

『作り方』は、ネット検索すれば、いろいろな情報がヒットすると思います。自分の作りたいレシピを見つけて下さいね。

小麦粉も捏ねて15分ほど休ませ、中に入れる具も準備完了です!ここまでは私のひとりの仕事(笑)

この生地を8gに分けて、丸く伸ばして皮にします。ここからは旦那さんも手伝ってくれるので作業が一気に進んでいきます。(旦那さんが丸く作ってくれた餃子の皮です!)

せっかくの手作り餃子なので、具は惜しみなく詰めてます!

もうちょっと焼き色を付ければ良かった・・・(苦笑)でも早く食べたかったしね、待てなかった!

皮がモチモチでお肉もいっぱい入ってるから、食べ応えあり!って感じの餃子でした。強力粉だけで作った皮なので、中身の味付けや量はガッツリしてる方が合う気がします。時間がある週末だからこそ、作れるものかもしれませんね。たくさん作ったので、残りは焼いてしまってから冷凍しました。また後日に、私の平日の昼ごはんとして食べます!

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