メキシコで、あると便利コインスルー付きポシェットもハンドメイド制作!

久しぶりに時間が取れたので、以前から気になってたコインスルーの財布付きのポシェとを作ってみました。日本では現金で支払う機会が減ってきてると思いますが、メキシコでは、少額のお札と小銭はまだまだ必須です。

チップを支払う場面が、まだまだ多いので・・・レストラン等では、カード支払い時にチップ分を上乗せして支払えますので気にしなくていいのですが、例えば

・バレット式(駐車場に係の人がいて、その人に車の出し入れをしてもらう)のレストラン

・スーパーの駐車場から車を出す時に誘導してくれる人

・スーパーのレジの所で購入商品を袋詰めしてくれる人

・有人トイレを使用する時

などなど

何かしてもらったらチップを渡しますから、現金での小銭が必要になります。時々、現金で買い物をして、ジャラジャラとお釣りをもらいますが、そういう時に、このコインスルーの財布にザッと入れておけば便利です。

このチャックの所に硬貨が落ちる仕組みになってます。

上からお札とコインを同時に入れても、この場所にコインだけ落ちてくる仕組みになっています。けーことんさんの動画で詳しく内容が観れます!コインスルー財布の作り方を参考にした動画は、私がよく、ハンドメイドする時に参考にしてる『けーことん kcoton』さん。下に動画を添付しておきますので、興味のある方はチェックしてみて下さい。

出典元:YouTube けーことん kcoton『コインスルー財布の作り方』

私はポシェットにこのコインスルーの財布を付けていますので、スマホなども入れて持ち運べるようにしています。

日本ではチップ文化ではないので、わざわざ小銭を用意することはないと思いますが、全く必要ないってことはないので、サブ的な財布としてあると便利なのかもしれません。

未だにチップって、どのくらい支払えば良いのだろう?と、一瞬考えてしまいますね。アラフィフともなると異文化に馴染むまでに時間がかかるのかもしれませんね。

また時間ができたら他のものもハンドメイドしていこうと思ってます!

チップ用の小銭入れが欲しかった!動画で勉強しながら簡単に制作できちゃった!

メキシコではチップを渡す習慣があり、スーパーマーケットの袋詰めの人や駐車場で車を出す時に誘導してくれる人などに5ペソから10ペソをチップとして渡します。日本では、そういう習慣はないですし、当たり前のサービスとして受けていることが、ここメキシコでは当たり前でないことがあります。

メキシコでは、キャッシュレスで買い物することが殆どですが、日本のようにQRコードで読み取るようなキャッシュレス化ではなく、クレジットカード払いやデビットカード払いが主流です。現金での支払いもまだ根強い印象です。

キャッシュレスの支払いが多いので、小銭が手元にないことが多く、銀行のATMも硬貨は出ませんし、わざわざ小銭を作るために現金で買い物をすることもあるくらいです。だから、『小銭』はとても貴重!そして、渡す時もサッと出さなきゃいけないので、なんか良い小銭入れはないかと思ってました。

そうしたら、小銭入れの作り方の動画を見つけたので作ってみました。

引用元:YouTube 小春の手作りアカデミーより こんな小銭入れが欲しかった

メキシコの硬貨は見た目が似てるので、大きさを頼りに見分けています。ケースの中で小銭を広げて見れる場所があるというのは助かります。手のひらに収まるサイズですし、大きな布地も必要ないので作りやすいです。

握力に不安がある方は、縫い付けるのに少し手間がかかるかもしれませんが、普通のスナップボタンの方が、プラスナップより開け閉めがしやすいかもしれません。スナップボタンの手持ちが今、なくて・・・日本ならすぐに、手芸店や100円ショップに行けば買えるんですが、ここではちょっとムリそうなので、動画通りに手持ちのプラスナップを付けます。

ワンタッチのプラスナップはメキシコでは手軽に手に入らないと思ってたので、裁縫道具と共に持ってきてたのですが、スナップボタンは持ってこなかった・・・こういうことは、今のメキシコ生活ではよくあることです。

とりあえず小銭入れは完成して使えるので、これからはここにチップ用の小銭を入れることにします!

じゃばらカードケースはメキシコのポリマー紙幣を入れるには良いかも?

メキシコのお札は日本の紙紙幣と違って、ポリマー(プラスティック)製なので三つ折りや四つ折りにして財布にしまうことが難しいんです。紙のように折り目がキレイに付かないんです。キレイに折れるのは2つ折りが精一杯です。4つ折りにするとキレイに折れない・・・

日本ではお札は1,000円以上ですが、こちらでは20ペソ(約140円)札からあります。チップを払うこともあるので、20ペソや50ペソの紙幣をサッと取り出して渡したいと思うのですが、今の小銭入れの財布はちょっと使いづらいのです。

普通サイズの財布で出し入れすれば良いのですが、あまりお金を出し入れしてる所を人に見られるのは、トラブルに巻き込まれる原因になる可能性があるので、できればコンパクトにサッとお会計は済ませたいとも・・・

日本に居ると、この辺りの感覚は伝わりづらいかもしれませんが、それでなくても狙われやすい外国人のアラフィフおばさんですから、他の人からお金を持っていなさそう、もしくは、どれだけ現金を所持しているのか悟れらないようにするのも海外生活では大事になります。

ということで使い勝手が良い『小銭入れ』を作ってみたいと思い、動画検索!YouTubeにupされてる*Baby&Kids* Handmadeさんの『じゃばらカードケース(ファスナーなし)』を作ってみることにしました。

引用元:YouTube Baby&Kids Handmadeより[ファスナーなしで簡単]じゃばらカードケース

好きなサイズでも作れるようになっていますので、自分の作りたいサイズもOKなところがいいですね。私は、入れたい物もカードサイズですからとりあえず基本サイズで制作。

コインも入れれますし、仕切りがあるので2つ折りのお札を額面に分けて入れれますので、チップを渡す時も探さなくても良さそうです。カードも入れてます。

ある程度入れても、財布が閉まらないことはない設計になってるので安心です。

布製で軽いですし、サブとして十分な働きをしてくれそうです。メキシコでは『捨て財布』を用意するよう言われています。強盗が現れた時など、現金を渡すことで解放されることがあるそうです。被害に合いたくないはないですが、準備しておく必要はあることなのです。

日本ではキャッシュレス化が進んでいますから、かと言って全く財布が要らないということはないと思うので、コンパクトな財布のサイズがこれからはメイン財布になっていくのでしょうね。

動画で制作方法は丁寧に紹介されていますので、アラフィフの私でも作れました!

<動画を参考>ラインのキレイな大きめ立体マスクを作りました

世界では、新型コロナの終息する日が、そう遠くないという見解が多くみられるようになりました。日本でも新規感染者数の発表方法の見直しや海外からの旅行者の受け入れをするようになります。感染者が減りつつあるのは良い傾向だと思います。メキシコでも感染者の話は、あまり聞かなくなってきました。しかし、まだまだ人に接触する職業や機会がある場合は、メキシコでもマスク着用率は高いです。店頭での消毒義務は無くなったものの、警戒意識はまだ持続しているのを感じます。

不織布マスク特に、メキシコでは黒色をつけてる人が多いです。でも私のように、頻繁に人混みに行かないし、大勢の人と接触する機会が少ないので不織布マスクでなくても良いような気がしてきてます。人口密度の少ない所にしか行かないし、基本的にソーシャルディスタンスも取れる状況です。

日本から持ってきた不織布マスクは、また場合によっては必要になることもあるかもしれませんし、ストックしておいても困らないので、TPOで使い分けしようと思い、布マスクを今年も作ることにしました。海外で予防目的としてマスクをすることが許されるような環境になったことは、とても良かったと思っています。10年以上前にアメリカ赴任した時は、薬局にはN95みたいなマスクしか売ってなくて、予防でマスクするのではなく、罹患した人がマスクをするものだったので、インフルエンザが流行っていても予防でマスクをすることができなかったので、それから思うとニューノーマルになったんだと実感します。

これから冬に向かうので、違う病気が流行るかもしれませんし、また次の新型コロナの波がやってくるのかもしれません。手洗い・うがいなどは、今後も続けていく感染予防対策だと思っています。免疫力を高め、健康管理に気をつけて過ごすこと、それが一番ですね。

今回の手作りマスクはkcotonの動画を参考に作りました。マスクは使う布によっては防寒対策にもなると思います。

引用元:YouTube ラインのきれいな大きめ立体マスク(リモラブ風マスク)

こちらが動画を参考にして私が制作してみたものです。表地は薄いピンクにしてみました(笑)

マスクが手放せない生活が始まって2年が過ぎ、気分を変えるアイテムの一つにもなってるような気がします。

旦那さんからの依頼『工具入れ』

時々、リビングにミシンが出っ放しな時があります。

メキシコの引越し荷物の中に、作業台になるような机は持って来なかったんです。子供が帯同ではないし、『家具付きの家』を賃貸することが多い海外赴任。船便の船が沈んだりすることも無きにしも非ず、2ヶ月の期間をかけて日本から持って来るの物は最小限にするのが、今回の海外赴任のテーマの一つだったこともあり、ハンドメイドの道具も選んで持って来ました。ミシンは外せないアイテムだったので持って来たのは、やはり正解でしたよ(笑)海外では100円ショップも近くにないですし、ちょっとしたものを作ったりすることがありますので、海外赴任時にはミシンを船便に入れておくのはお勧めです!

そしてミシンで時々、私が何か作ってるのは知ってる旦那さん。

旦那さん

『ドライバー入れ』作って欲しいねんけど・・・

じゅんこ

『難しい形やね(苦笑)・・・』

旦那さん

『巻き風ので良いんやけど?』

じゅんこ

???

そうなんです、『ドライバー違い』をしてたんです。私はてっきり、ゴルフのドライバーを入れる、もしくはドライバーヘッドのカバーの制作依頼かと思ってたんです。そうしたら、大工道具のドライバー入れを作って欲しいという・・・それなら作れそう!!!旦那さんが小学校高学年から使用してる一式らしく、他の道具とは別に保管したいそうです。

どんな物なのか?本数や高さを測りながら、イメージして簡単な製図らしきものから制作開始です。

  • ポケットの数はどうする?
  • 全体の大きさ
  • 留める紐の長さをどうする?
  • 依頼者がどんな感じで使用するのか確認
  • 工具以外のもので入れるものあるのか?

依頼者がザックリ抽象的にしか説明がない場合は製作者は苦労することが多いので、私から質問して完成イメージを作っていくこともありますが、一番、モチベが下がるのが『何でもいいわ〜』とか『全部、任せるわ〜』なんです。色とかも含めて、考えていることは全部、伝えてもらいたいのが、製作者側の思いです。何でもそうですが、相手が考えることが全て理解できるハズもありませんので・・・

上の会話を見ても、考えてることが違うと会話が噛み合いませんしね〜 そこを埋めていく作業は面倒くさがらずに、お付き合い下さいませ。

そして、出来上がりは↓↓

工具入れ(巻き)表側

紐を解いて、中に工具を入れた状態です。

工具入れ(巻き)内側

<ポイント> 他に入れたくなるかもしれないので『2段入れ』で制作し、無地と柄の2種類のキャンバス地を使用しています。上からもう一折りして畳みますが、もう少し背の高い工具を入れても畳めるような寸法にしています。

制作は、家事を合間にしながら、半日かけて終了。メキシコに来てからは自分のペースで家事もハンドメイドもできるので、『ゆったり生活』してます。アラフィフなので、目の焦点が合わなくなったり手先が思うように動いてない時もありますから、無理のないペースで過ごせることは有難く、ある意味贅沢な暮らしかもしれませんね(笑)旦那さんからも合格点も頂き、満足のいく時間でした!

家庭用電子レンジで楽しむポーセリンアート

ポーセラーツインストラクター資格を持っていますが、旦那さんのメキシコ赴任に帯同すれば、活動は限定的になるのは必然で、『サロン活動』としてはお休みすることになります。コロナ禍を過ごし、生活様式も変わってきたので、何だかの形で活動する方法を見つけていくことは、メキシコ生活の中で模索していくことになります。そんな中で、専用電気炉を必要としないポーセリンアートはとても興味があります。

ポーセラーツとは・・・磁器などに転写紙や上絵の具などや装飾技法を使用し自由に絵付やデザインを専用電気炉で焼き付けていく実用性高いハンドメイドです

電気炉をメキシコに持ってこなかった理由

専用電気炉をメキシコへ持って行くのに不安がありました。メキシコでは停電が突然、やってきます!もし焼成中に停電になって大事な絵柄を焼き付ける時間帯だったら・・・と思うと、電気炉を船便に載せることを諦めました。それに電圧の問題があります。メキシコは周波数は、日本と同じ60Hzですが、家庭用電圧が110Vから120Vです。日本は100Vですので、作品を焼成するのに半日くらい時間がかかるので、それに対応する変圧器を用意するとなると、かなりの出費になります。それにもし、壊れた時の修理などのことを考えると、やはり日本から持ち出すのはムリかな?と判断しました。

オーブンインクとの出会い

そんな中、電気炉なしで自宅の電子レンジで『絵付』ができるEZ PORCELAING(イージーポーセリング)として取扱いが2022年4月15日よりキルンアートで扱いが始まったようです。

メキシコ赴任前に何かできないかと、模索していた中で、本格的に日本ヴォーグ社がリリースする前から『オーブンインク』があることを知っていましたので、今回のリリース内容は、私にとって、とても朗報でしたし、コロナ禍で『おうち時間』が増える中で、ハンドメイド作品を制作する選択肢が増えたことは、新たな可能性が広がる1歩だと感じています。

約1年半前に製作した耐熱マグカップです

EZ PORCELAINの魅力とは?

サロンのレッスンで、ポーセラーツは作品制作しても、当日に持って帰ることはできないのです。焼成する必要があり、その焼成が半日近くかかります。庫内を800度くらいまで温度を上げるのですから、それは致し方ないのです。それが(専用溶液などは必要ですが)600Wの家庭用電子レンジで数十分で仕上げられるのですから、断然、制作のハードルは下がります。

これまでにもオーブン転写紙と呼ばれるものはありましたし、いろいろサイトを探してみて、これから製作される方の知るキッカケになれば幸いです。

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