これから益々、増えていく認知症『老人脳にならない』ための心構え

今回の一時帰国で、母の認知症のケアに時間を割く場面が増えていたことを実感しています。

帰国前に、ある程度は予想していましたが、認知症が緩やかに進行していますので、できなくなってきたことも少しずつ増えていたことや加齢による身体能力の衰えも合わさってきていますから、ケアマネジャーさんとも『少し先』のことも考えて打合せをしてきました。

介護認定を受けてても認定度合によって受けられるサービスは異なりますし、範囲を超えてのサービス利用は実費となる為、年金暮らしの両親には負担になることもあります。これから病院に行くのも付き添いが必要になったり、歩けなくなってくると訪問医療を受けることも想定しておかねばなりません。

施設にお世話になるにも契約書を交わしたり、歯の訪問医療を受けるにも今の歯医者さんのカルテを引き受けてくれる訪問歯科医を探すことなど、サービス内容を理解して、どのように利用していくか、その時の状況に合わせて考えていきます。急には『必要なサービス』は受けられないことが多いです。

私は日本に居ないので、ケアマネジャーさんに、ある程度、こちらの意思や考えをお伝えしておく必要があります。急に病状が進行したりすることもありますしね・・・

人生100年時代と言われるようになり、健康年齢からさらに数十年の人生があるという時代です。身体的にも健康であるのは勿論のこと、どうしたら脳の老化を遅らせることができるのかについて、母のことを通して興味あるところです。

2ヶ月ほど前に本要約チャンネルで取り上げられていたテーマが、ちょうど私の興味ある内容に近いと思ったのでシェアさせて頂きますね。

出典元:YouTube 本要約チャンネルより『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』

母のことを振り返って考えてみると、新しい世界に飛び込むのが苦手でしたし、社交的ではない部分もあったかと思います。15年程前に『介護』も終わり老老介護の時間は、短かったのかもしれません。その後、60代であれば何か新しい環境に入っていける状態だったように感じます。そうしていれば認知症発症の時期は遅らせたのかもしれませんね。

子育てが終わり、自分の親の介護がいつの時期に始まるのか不明ですから、やはり身体的にも体力的にも余裕がある50代から『道筋』は付けておかないと、何か新しいことを始めようとするキッカケは、そう簡単には見つからないものです。そうは言っても、まだ日々の生活に追われるアラフィフですから、何かをゆっくり考える時間が持てないこともあります。

私の場合は、まずは健康面かな・・・?メキシコにいる間は、とにかく元気で過ごしたいと思います。この投稿が何かのお役に立てれば幸いです。このブログが役に立ったと感じましたら、ブログサイト内の『シェアボタン』を活用して友達にも教えてあげて下さいね。

日本人の奥ゆかしさは茶道から?動画からの学び

京都に住んでいた頃は、近所の商店街に行けば抹茶や茶筅などが、すぐに買える環境でした。

自分自身も学生の頃に茶道を習っていたのですが、社会人になり、歳を重ねて行くほどに遠ざかっていった茶道の世界ですが、中田敦彦トークの動画で『茶道の魅力』を見つけ、勉強させて頂きました。旦那さんも、この動画は気になってたようでチェックしてたのですが、再生時間が約1時間の動画だったので、ゆっくり取れる時間の時に観たいと思ってたようで、私も観たいし2人で時間取れる時に観よう!ってことになりました。

YouTubeより 中田敦彦のトーク『奥が深すぎる茶道の世界』

久しぶりに『茶道の世界』に触れて感じたことは、日本人の奥ゆかしさはやおもてなしの原点は茶道から来てるのかもしれないと・・・相手のことを考え、どう客人を迎えるか、向き合う時間をじっくり取ることは今の忙しい生活では面倒なことですが、根底にこのような考え方を取り入れて行動することは悪くないことです。

多くを語らず、相手を慮る茶道の世界日本人の奥ゆかしさでもあり大事にしたいと思う反面、グローバル的には通用しない日本人特有の考え方というを忘れてはいけないと、海外で暮らす私たちは改めて思う内容でした。

海外では、どうしても人種や育った国が違う人たちが集まって生活してることが多く、多様な考え方や環境が背景に存在する為、自分のことを理解してもらうのには、どうしても自分の意見や主張をハッキリ言うことになります。自分と同じ価値観を共有している人がいない場合は、特に説明不足や、言わなくても判るだろうと、こちら側での勝手な判断は誤解を生むキッカケになり得ます。

日本人の奥ゆかしさを保ちつつも、『奥ゆかしさ』という考え方が一般的ではない世界もあることを知った上で、行動することも海外生活者には必要です。日本国内でも通じない場面が増えてきているのかもしれませんが、多くは語っても相手を慮るという部分は忘れずに、メキシコ生活を過ごしていきたいですね。

海外でも抹茶はブームで抹茶味のスィーツは見かけることはあります。でも抹茶自体は高価で手に入りにくものなので、こちらでは飲めませんが、今度、一時帰国した時は買って帰ろうかな、と思ってしまいました。

国民年金支払い期間が延長になるかも!?

日本のサラリーマンはこの時期、年末調整に向けての書類を提出する時期です。私の旦那さんは日本に住民票がなくメキシコで税金を納めるので、この作業はありませんが、国民年金の支払期間が60歳から65歳になるかもしれないとニュースはとても興味深い話題です。

そもそも日本のサラリーマンの納税は確定申告をせずに源泉徴収されます。諸外国では源泉徴収されても確定申告することが義務化されてることが多く、源泉徴収のみで税金を納める国は少ないのではないかと思います。日本のサラリーマンは確実に社会保険料として、年金も徴収されていますが、項目の詳細や所得税や年金に幾ら支払っているのか、あまり深く考えることはないような気がします。源泉徴収された後、医療費控除や追加で申告するものがあれば確定申告しますが、申告するかどうかは各自の状況によるので、特に若くて単身の方の場合は確定申告をしたことがないサラリーマンもいらっしゃるのではないかと思います。

以前から『年金』にまつわることに関しては、消えた年金問題とか老後2000万円問題、政府がこれからは個人個人で資産倍増をするような方向に持っていく発言など耳にしてますから、いろいろあるとは言え、私たち個人が、直ぐにどうかできる問題ではないのですし、先送りされても何の解決にもならないと、ずっと思ってました。そろそろ大きな改革や制度の見直しが迫られているのは間違いないです。特にアラフィフの私にとっては、旦那さんがサラリーマンとして現役で働ける年数は、見えてきてますから、早く方向性やロードマップ、制度の改革内容を示してもらわないと『老後』には間に合いません

子供も日本に住民票がないので、国民年金の納付対象から外れます海外の大学に通ってるいうことなので、学生納付特例制度の対象ではありません。ということは受給資格年齢期間にも入れてもらえません。日本国籍を持ち、日本の大学生と同じように大学で学んでいるだけですが、学んでいる場所が海外というだけで納付義務はありません。

また年金というは、長い期間、国に納める制度ですが、私たち国民がいずれ生活するのに必要になる将来の時の為に支払ってるのではなく、今の年金受給者に支払う為に私たちは年金を納めているのです。それに制度の中身が複雑ですし、解りやすい制度ではないです。支払いができない場合の免除制度、納付猶予制度などもありますので、日本年金機構のHPのURLを添付しておきますので、気になることがある方はチェックしてみ下さい。

☆日本年金機構 納付免除・猶予制度▶︎ https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/menjo/20150428.html

今回、両学長のリベラルアーツ大学のYouTubeにて年金納付期間についての動画がアップされてましたのでシェアしますね。

YouTube 両学長リベラルアーツ大学より 第88回年金の『納付期間45年に延長』と『厚生年金で穴埋め』について

今回の『国民年金納付期間延長』については、まだこれから検討に入ることになりそうですが、日本の政治はスピード感がないですから、どうなることやら(汗)

ない袖は振れないし、打ち出の小槌を振ればお金が出てくるものではないのですから。それに私たちのように海外赴任をしている者にとっては、日本に住民票がないので何もできないんですよね・・・日本の証券会社に口座は開けませんから、株や投資で自分の資産を増やすことは難しいですし、今、話題のマイナンバーカードと健康保険証の紐付けもできません。2024年秋までに本帰国する確約はありませんしね。もう少しマクロ的に見て、制度を整備して欲しいです。

リベラルアーツ大学のこちらの動画も参考になればと思いましたので添付しておきます。

YouTube 両学長リベラルアーツ大学より 『消えた老後2000万円問題 最新情報』

時代や経済は変わっていきます。またグローバル化やSNSによって情報の量や拡散力もすざましいものがありますから、自分にとっての最適解を見つける為にも常に情報をアップデートし知っておく努力が求められています。

ずっと感じていた違和感は『国語力』だったのかも?

このブログでも子供と会話するときに苦労することなど投稿することがあるのですが、それは単に世代間のギャップから来るものなのか、他に原因があるのか、考えることがあります。

☆欲求の話のブログ▶︎ 自己満足と承認欲求は違うの?

今回、日経テレ東大学のYouTube動画配信にあった『国語力』についての話を聞いてみて、腑に落ちました。

今回の動画では『まとめ』までは入っていませんが、多様性・多文化性・グローバル化など私たちが、生きている現代社会が変化をし、それに伴って、追いついていけてない現状やお互いのことを理解するのに『国語力』が、備わってない為に言葉で表せず、伝えられず、説明できないが故に起こってしまう『人間関係や感覚のズレ』みたいなものがあるのではないかという内容と私は理解しました。

SNSが普及し、コミュニケーションの形態も変わっていってます。短い言葉で端的に『会話する』ことが多い中で、同じ価値観や状況把握できてる人と話す時は、それで通じ合えても、普段、自分の周りにいない人と話す時は、それは通じないことが多いし、自分の語彙力が少ないことや相手の置かれている立場を想像して話ができないと話が噛み合わないことを知っておくことで、立場や状況が違う人と話をするときも、何か対処できることもあるのではないかと思います。

そういう点では、海外に住んでいる人の方がハッキリ物事を伝えることが普通であるのは、多様性であることが根底にあり、自分の考えを理解してもらう為に相手に伝えようとするからこそなのかもしれませんね。個人的に感じることは、メキシコでも語学力のできは二の次な感じで、何かを伝えようとする努力が問われてるような感じです。

アラフィフを過ぎると新しいコミュニティを作ったり、入っていったりするのが難しかったりします。でも自分の価値観の違う人や世代が違う人と少しでも関わることで、この動画でいう『国語力』が磨かれていくなら、シニアに向けて大事なことなのかもしれません。面倒に感じたりすることもありますが、コツコツとコミュニティを広げていくことで違った世界に興味が湧くかもしれませんから人生100年時代には、これから先も『国語力』は必要ですね。

もっと早く知りたかった!必要か不要か医療保険や生命保険について考える

今、自分がアラフィフになり、子育てもほぼ終わり、いろんなことを振り返ったり、考えたりする時間が持てるようになりました。そして、気がついたことは、生命保険とか学資保険必要で適正なものに掛けていたのか?と思うようになりました。

私の親の世代は、就職したら社会保険と同じように生命保険も入るものと考えていたのか、時代がそうものだったのか、言われるがままに、最初に自分で掛け始めたのは、がん保険でした。両親が私も含めて掛けていたので、年齢的に自分でかけれるようになったのと、若いと掛け金が安いので、スライドで名義変更した感じです。本当に自分に必要なものなのか?など疑いもせず、『加入するもの』と思っていました。今更ながら『知ることの大切さ』を実感するものです。そして、ここで立ち止まらなかったので、子供が生まれたら学資保険、年齢を重ねていくと今度は、老後の貯蓄にと思い、始めた個人年金など、いざという時の為に『保険』は必要だと思い込んでしまってたんです。勧められるままに、何も自分で調べなかったことが今となっては、少し悔やまれます。

学資保険や個人年金はホントに必要か?

郵便局は転勤になった時も、移動した先の家の近くに必ずありましたので、利用しやすかったので、郵便局の学資保険を掛けていました。でも、一度契約してしまうと、使う機会が少なく、年払いしていたので、口座残高さえ問題なければ、見直すこともなく放ってしまってました。子供が中学を卒業する時期などに一時金を受け取れますが、満期時にまとめて受取ることも可能です。忘れていても、支払い通知書のハガキが届くよう、引っ越ししたら住所変更は必ず行っておいて下さい。その通知書で支払金額を見ると、積立してると知らず知らずのうちに貯まって行くので、それは嬉しいことですけどね(笑)

しかし、よくよく考えてみると、生まれてすぐに掛け始めると18年という長い年月、払込みをしたのに特に大きく利子などはついてないので、無利子で貯蓄してるのとあまり変わらないということが解理ました。子供が小さいと病気するかもしれない、大きな怪我をするかもしれないなど、心配してしまう親の心理状況だったので、ついつい特約など付けてしまい、それが返って、もったいなかったのだと今更ながら、知ることになりました。

個人年金もしかりですね。医療保険を契約する次いでに契約した覚えがあります。その頃から、ちょうど、年金支給開始年齢が65歳に引き上げられるという話があって、定年が60歳なので、年金が支給されるまでの5年間をどうするか?と言ったことに不安を覚えたんです。まだ今ほど『ネット検索』が十分できる環境ではなく、何かを勉強するには本を買って読んだりするしかなかったので・・・

子供が小さいと、本をゆっくり探しに本屋さんへ行くのも大変だったし、本をじっくり読む時間もなかった・・・(ちょっと言い訳も入ってます)社会保険がしっかりしていれば、保険料が嵩むような保険を契約する必要はなかったんです。

参考にしている動画配信は?

私が今、参考にしてる動画配信は『両学長のリベラルアーツ大学』

生活のこと、投資のことなど色々な分野の動画を投稿されてますので、自分の知りたい内容の動画を検索してみて下さい。今回の『保険』についての参考動画2本を↓↓添付しておきます。

引用元:YouTube 両学長 リベラルアーツ大学『必要?不要?医療保険』
引用元:YouTube 両学長 リベラルアーツ大学『必要?不要?生命保険』

思うこと

アラフィフになると、どれだけの貯蓄があるか?生活スタイルはどうするのか?それぞれの考え方によって、見直していく項目がたくさんあります。また私の場合は一人ではなく、家族と一緒に生活をしているので、旦那さんや子供とも話し合って決めておくべきことがあると感じます。

今回の『保険』についても、そのうちの1つです。話しあってすぐに結論が出るものもあれば、そうでないものもあるので、まずは『知ること』ですね。その上で、自分はどう考えているのかをお互いに話せたらいいなと思ってます。そういう意味では、メキシコでの、のんびり生活はとても有難い時間となっています。

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