アラフィフのお悩み!更年期障害なのか?甲状腺機能低下なのか?

アラフィフという年齢は、いろんな意味で厄介だなと自分がその年齢になってみて感じます。更年期障害の時期とアラフィフというのがピッタリ当てはまる時期ではあるのですが、他の病気の症状と似てることもあるので、必ずしも更年期障害とは限らないということを知っておく必要があります。

アラフォーで老眼が始まり、私の場合は徐々にだったので、まだそんなに不自由ではなかったのに、アラフィフになった途端、不便さを感じようになり、老眼が進むにつれてコンタクトの度数を変更しながら、老眼鏡も変更。

その上、ホットフラッシュが始まり、ここ数年は、額に大粒の汗をかいてたと思ったら、汗がスッと引いたりして空調の効いてる部屋での過ごし方が難しいと感じます。喉の渇きを急に感じることもあります。数時間、頭痛が続いたので薬を飲もうかと思ったら、薬を飲む前に治ったりと、自分の体調管理をするのが大変なのが、更年期障害という私の認識です。

更年期障害の内容は個人差があるので、人に話しても理解してもらえないこともあるとは思いますが、定義として、閉経前後の10年間という長い期間が想定されていることから考えても、一筋縄ではいかないものだということですね。老眼が始まった頃から更年期が始まっていたということになります。

更年期障害についてのTouTube動画をシェアさせて下さい。

引用元:YouTube 予防医学chより『絶対に知っておきたい更年期障害のはじまりのサイン』

ホットフラッシュ以外にも少し気になることがあったのが、甲状腺のことです。更年期障害の症状と似ていることもあり自己判断は避けた方が良いと思い、この前の一時帰国時に血液検査をしてきました。

ここ15年近く、年に一度は半日人間ドッグを受けていますが、この項目の中には甲状腺の状態を調べる検査は含まれていないので、別途、甲状腺を調べる血液検査が必要なのです。今まで受けたことがなく、今回初めてです。

普通は内科で受診すると思いますが、一時帰国中は、慌ただしい日程になるので、耳鼻科受診の予定のあった私は、耳鼻科で甲状腺の血液検査をしてもらいました。結果次第では、専門医への紹介もしてくれますから、何もなければ耳鼻科の受診だけで済みますから。

もし、私が専門的に治療を望んだ場合、耳鼻科から神戸市の隈病院に紹介状を書いてもらうことにしています。参考までに病院のHPを添付しておきます。

血液検査をする前に、エコー診断をしてもらい、先生も『ちょっと気になる・・・』ということで、血液検査をすることに決めました。先生も気になるということは、なまじ私の喉の違和感は間違いではなかったということです。検査結果がもらえるまでに1週間ほどかかりますから、一時帰国中の病院巡りは、効率的に予約など入れて行くことになります。

<血液検査の結果>

私の場合は、TSHの値が低いがFT4の値が正常範囲。CRP定量の数値もちょっと高い・・・『微妙』という感じですね。

今は特に日常生活において辛い症状も出ていないので、様子見ながら定期的に血液検査をすることに。もちろん、急な症状の変化があった場合は、甲状腺専門の病院に紹介状を書いてもらうことにしています。甲状腺ホルモンの数値の関係について見やすい表がありましたので添付します。

*写真は一般社団法人日本内分泌学会HPよりお借りました

これで言うと、私の数値は『潜在甲状腺中毒症』に当てはまります。数値が進むとバセドウ病になる?

更年期障害のせいで数値が高くなってるのか、他の要因もあり数値が正常から外れつつあるのか、自己判断は禁物。無痛性甲状腺炎という病気かもしれないし・・・メキシコに戻ってからは、喉の違和感は感じられなくなり一過性のものだったのかも含め、日本に本帰国した際には、一度、徹底的に調べてみようと思っています。

更年期に入ってから、コレステロール値が一気に上がってしまい、健診でも注意項目に入っていますし、アラフィフというのは身体的能力が変わる時期だなと、つくづく感じています。

定義されている更年期の時期が過ぎた時に、甲状腺関連の数値が落ち着いてくれてることを願うばかりです。若い時は、低血圧や貧血気味だったのですが、今はそれらが改善されたと思ったら、違う数値を気にすることになりました。

やはり定期健診を受けることで、自分の体との向き合い方を知っておくことは大事だと、アラフィフになったからこそ思えることなのかもしれません。更年期障害の症状にしても、甲状腺の症状にしても、個人差があります。あくまでも私個人的な考えや意見ですので、何か症状を感じている方は、まず医療機関を受診することをお勧めします。

今の自分にできることは、食事のバランスを考えたり、軽い運動したり、体重の増減を管理してストレスを溜めないようにすることぐらいでしょうが、大きな病気にならないように心がけてメキシコ生活を送りたいと思います。

アラフィフの指の関節の痛み

何となく気になり始めたのは数ヶ月前。右手薬指の第二関節に違和感。5本指を一緒に曲げたりする時は大丈夫なんですが、薬指だけ曲げることをすると、少し痛みを感じる。パッと見た目には変形などはないように思います。手の強張りや震えもある訳でもなく・・・

それで、ちょっと検索をしてみました。

更年期世代になると、エストロゲンの急激な減少などで関節周囲が腫れたり痛みを感じるようになることがあることを知りました。

  • ばね指・・・指の曲げ伸ばしに障害
  • へバーデン結節・・・第1関節の変形
  • ブシャール結節・・・腱鞘炎など発生から数年後に関節の変形
  • 手根管症状群・・・手が痺れる
  • 母指CM関節症・・・親指の付けの根の関節が亜脱臼
  • ドケルバン病・・・親指を伸ばすと手首が痛む

私の場合、薬指の第二関節の痛みなので、ブシャール結節になる可能性が無きにしも非ず。日本に居れば、産婦人科などに行って相談するのがいいかと思いますが、メキシコに居るので、そう簡単に病院に受診することにはならないと思うので、もう少し様子を見ようと思っています。痛みが数年続き、変形に繋がっていくかもしれない可能性があるで、どこかで何だかの対処を考えるつもりです。

治療法としては、女性ホルモンを補充(HRT)するなどがあるようです。この治療が適応できるかどうかは既往歴などの確認も必要なので、やはり安心して通院できる環境になってから相談した方が良さそうです。

最今は、大豆に含まれているエクオールという成分を摂取することで症状を抑え、関節の変形を予防することができるようです。大豆を含む食品を食べるとエクオールが体内で作られるようですが、約50%の人が腸内でエクオールを作れないという体質的なこともあるそうです。尿検査で『体質』を調べることができるそうですが、体に負担がかからないサプリメントのエクオールを摂取しておくのが確実かと考えてます。

ということで、とりあえず大豆イソフラボンのサプリを買って飲もうかと思ったのです。ところが、メキシコのスーパーでサプリ販売をしてるコーナーに行っても、大豆イソフラボンが売ってない!数軒、回ってもない!アメリカ赴任の時は売ってたのですが、コエンザイムQ10とかビタミンDとか亜鉛などは売ってるのに大豆イソフラボンはないのです。不思議だなと感じたので、ちょっと横道に逸れますが、メキシコと日本の人口比率を確認してみました。

写真:総務省統計局HP 人口推計(2021年10月1日現在)より引用

☆総務省統計局HP ▶︎人口推計2021年

たまたま、この表が日本とメキシコが上下に表示されてて比較しやすかったので、このデータを使用させて頂きますが、これを見ると65歳以上の割合が全く日本とは違うメキシコの人口割合です。この表では15歳〜64歳で一つのカテゴリーになっているので、アラフィフの人口割合は定かではありませんが、65歳以上と15歳以下の割合から推測すると、おそらくメキシコではアラフィフの割合は日本より少ないと思われます。これを見る限り、個人的な感想としては、売り場の棚に場所を取って置くほどアラフィフ以上の年齢が必要とするサプリは置かないのかもしれません。日本からエクオールのサプリを手に入れるしかないですね(苦笑)

話を戻すと、関節の変形が進んでしまうと、エクオールの効果があまり得られないとされていますので、変形が起こる前に摂取するのが良さそうです。更年期障害になったからといって、誰もが関節の痛みが出るわけではありませんが、更年期障害が始まりそうな年齢になったら、骨粗鬆症やメタボリック症候群関連のリスク軽減にも繋がるのかもしれませんから、特に女性の場合はエクオールのサプリを関節の痛みなどが出る前に取り入れておくのも良いかもしれません。

年齢を重ねていくことは止めることができず、流れに乗って受け入れていくしかないのですが、シニアに向けて10年後、20年後が少しでも楽しく暮らせるなら、今できる努力はしておきたいです。

生理前症候群(PMS)で辛い時もある!

男女雇用機会均等法が施行されて30年以上が経過しました。最初は『努力義務』だったのが『禁止規定』になり、欧米と比べるとまだまだ『女性の社会進出』は少ないとは思いますが、それでも徐々に、女性が社会に進出できるようになってきた感があるとアラフィフから見ると思います。仕事をする能力的な面では平等であって欲しいのですが、体力的や肉体的な面では、どうしても男性と同じではなく、出産と並んで生理前症候群(PMS)は、やはり女性が『社会進出』をしていく上で、悩みのある症状の一つなのではないかと思います。

生理前症候群について▶︎ 公益社団法人 日本産科婦人科学会 PMS

現代社会は時間に追われることも多く、ストレスを感じながらもリセットできずに過ごすこともあるのでホルモンバランスを崩しやすいこともあるでしょうし。アラフィフの私が10代の頃は、PMSような言葉が一般的ではなく、『女子』の間では、あるある話で話されてたくらいだったと。。。女性同志であっても深くは話せないような雰囲気もあったかもしれません。私自身も学校の授業に出れない時や道端で歩けなくなったことなどもあり、今、考えると支障があった方なのかもしれません

就職する前に、一度、産婦人科に行って漢方薬を処方してもらったこともあります。その薬を飲むと楽になったのは覚えていますが、1日 or 2日飲めば良い薬ではなく、ある期間の中の1週間くらい飲み続けるような処方のものだったので続きませんでした。処方してもらうのに病院に行かなくてはならないということも、若かった私には面倒に感じてました。そいうこともあり市販の鎮痛剤だけは、いつも持ち歩くポーチに入れてました。今でも常備薬の中にラインナップしてます。

出産経て数年後は、そんなに苦しみませんでしたが、(今、思えば、更年期障害に差しかかる時期が始まりだったのだと言えるのですが、その当時は、毎月でもなかったので考えが及びませんでした)ある時期から頭痛や吐き気などの症状があることが増えてきました。その頃になってようやくPMSという言葉を知ったという・・・今は薬剤師さんが居る薬局ではPMS用の市販の薬(第一類医薬品)が買えますので、前回、日本に一時帰国した時に購入してきました。

こちらの命の母シリーズの『ホワイト』の方も購入

本来は、産婦人科に行って自分に合うものを処方してもらうが良いと思いますが、メキシコではそれは難しいですし、私の場合、時間にして1日くらい、長くても2日なので市販の薬で対応できればと思っています。問題なのは若い時と違って更年期に入り、周期が乱れているので以前ほど、『来るかな?』と思える日程が掴めないことですね。そういうこともあり、幾つかの薬を用意することが必要だと思っています。病気ではないし原因が解っているので、メキシコ生活している間は急に自分だけで出かけることもないですし、自分に合った対処法を見つけるしかないですね。症状は人によって全然、違いますし、これという正解もないと思います。

だからこそ、周りの理解が必要性を感じます。男性に理解してもらうのは難しいかもしれませんが、頭痛と吐き気と腹痛が同時に起こったら、どれくらい辛いか?と想像してもらうことは可能だと思います。あとは女性自身も、周りに『少し辛い・・・』と言える環境が整えばと思います。

私も昔、『頻繁にトイレに行ってるけど?』と、嫌味的に言われたこともあります。若い人は、まだまだ伝えづらいかもしれません・・・『そういう時期なんです』って、普通に言えるような社会だと有難いです。産婦人科に相談したり、コロナ禍を経て、オンライン診療なども活用できる場面もあります。『医学や技術の進歩』に頼って上手く、社会に出れるようになればと感じます。

栄養価の高いドライフルーツ『デーツ』

ドバイに住んでる方からチョココーティングしてある『デーツ(なつめやし)』のスィーツを頂きました。デーツは紀元前から食べられており、あのクレオパトラも愛したとも言われているフルーツ。原産地は北アフリカから中東あたりでエジプト・イラン・サウジアラビアなどが代表的。栄養価の高いスーパーフードとしても注目されていおり、鉄・亜鉛・カリウム・マグネシウムなど様々な成分が豊富に含まれていて美容や健康食品としても食べられています。ただ、高カロリーなので食べ過ぎには注意が必要です。

『デーツ』と言っても何百種類とあり、栽培されているので風味や糖度など、いろいろなタイプがあります。そしてアメリカ産もあります。日本に輸入・販売されてるのは、そのうちの数%の種類だそうです。

『デーツ』という言葉は知っていたものの食べたのは、そのチョココーティングの物が初めてで・・・その後、コスコ(日本ではコストコ)に行った時に見つけたので買ってみました。

中身を出してみました!

実は、買うのも勇気がいったのです。袋の表に “DATILES”って書いてはあるのですが、これをスペイン語の翻訳かけると『日付』って出てくるのです(汗)他の拾った単語で『骨なし』とかもいう訳が出てくるし・・・多分、『種無し』の意味だと想像し、入ってるものも写真に近いような感じで入ってることを信じてカゴに入れたのです。袋を開けてみて安心しているところです(笑)味は、もちろん美味しかったです!これからは家で少しずつ食べられます。

食物繊維も含まれているし、アラフィフ更年期障害持ちの私にとっては強い味方になってくれるのではないでしょうか?メキシコ生活のコーヒーブレイクに楽しみが一つ増えました。『年齢を重ねる』ということの大変さを最近、考えることが多くなりました。できるだけ健康を維持してメキシコ生活を過ごせていけるようにしたいと思っています。

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