マイナンバーカードと年金の紐付けは?

マイナンバーカードの申請者が国民の75%を超えており、私たちのように海外居住者など、日本国外にいる人が申請できていないだけではないかと感じる数に達しています。マイナンバーカードを持っている人が増えたことで、実際に使う場面が増えメリットを感じることが増えていくと良いですね。

海外居住者も2024年の春以降には、海外でマイナンバーカードを発行できるような法改正になるのではないかと思っています。

今回、一気にマイナンバーカードの申請者を増やすキッカケになったと考えられるマイナポイント付与。私の両親も無事に、ポイントを頂けたようです。申請・健康保険証・銀行口座の3つを紐付けると20,000ポイントをもらえるというのは、とても魅力的です。

そこで、私が疑問に思ったこと・・・

年金の基礎年金番号は紐付けなくてもいいの???

20歳になったら、年金の1階部分に当たる国民年金の支払いが始まります。厚生年金やその他の公的年金も加入していることを考えマイナンバーカード利用の意義を考えると、行政手続きを今までよりスムーズに行えるようになったのであれば、年金に関することも含まれてるのが当然のこと。でも、今回の『紐付け』の内容からは年金の文言はありません。

そこで(海外在住者はマイナンバーカード申請はできないのですが)少し気になったので、総務省のHPを確認してみました。

写真元:マイナポータルHPよりお借りしました

『年金の続き』や『年金の記録』を確認できるようです。でも、基礎年金番号の紐付けはしていませんよね?マイナンバーカードを取得したら自動で紐付けられる? そんなことはないですよね、、、健康保険証もこちらから手続きをするんですから。マイナナンバーと公的年金の紐付けをしておくことで、省略できる届出があるのではないかと。。。

フィナンシャルフィールドの記事より→ 『年金』と『マイナンバーカード』の関係って?

年金記録や問い合わせするにも『利用者登録』をマイナポータルから事前に済ませておくことで、年金に関する手続きも申請できるようなので、こちらも済ませておくことも必要なのかも?と思いました。PCやスマホに慣れてる方は下に添付してあるURLより登録可能です。

マイナポータルサイト→ 年金に関する情報の確認と申請について

ネットをしない私の両親は、おそらく年金事務所に出向いて登録の手続きをすることになるんだろうと思います。まずは年金事務所にマイナンバーの登録がどうなってるのかから確認する必要がありそうです。一応、日本年金機構にあった登録申請のpdfファイルを貼っておきます。

一時帰国した時に、現状の確認と必要なら付き添って登録手続きをしておいた方が良さそうですね。こういう申請手続きは体力を使うし、内容を理解するのに時間もかかったりするから、年老いた両親だけで全てを行うのには無理がありそうです。自分のは、マイナンバーカードを取得できるようになってから、ネットでポチポチ登録することになるでしょうね・・・

もう少し行政からの発信が、分かりやすく、ネットを使わない世代にも手続きしやすい環境をお願いしたいものです。

日本の水際対策緩和はまだ先なの?慎重すぎる日本と海外の状況

来月、一時帰国するのですが、4月になれば日本の『水際対策』が緩和するのではないかと淡い期待をしていたのですが、やっぱり無理そうですね・・・

入国の際にワクチン接種3回を要求している国は殆どなく、3回に決定している根拠は何なのかも全く示されていない中で、今もこの回数の接種を完了していないとPCR検査の陰性証明を提出しないと日本に入国できません。アメリカ入国条件にも確かに有効なワクチン接種の要求はありますが、完全接種とは2回です。世界的にも完全接種としているのは2回です。

数ヶ月前に3回目の接種が終わった人と1年前以上に接種が終わっていても、同じ扱いです。最終接種日がいつであるかは全く問われません。そななると、この3回という回数に拘っている意味が理解し難いですね。入国の条件を設けるにしても去年からポスト・コロナに移行している世界のスタンダードに合わせる変更くらいあっても良いのではないかと思います。

海外ではPCR検査をする必要性が殆どないので、陰性証明を提出して入国することが、段々、難しいです。それが証拠に成田空港でのPCR検査場は2023年1月末で閉鎖になっています。

入国緩和が進んでいないと、外から見れば日本はまだ、新型コロナが流行しているのか?と感じられても仕方ないかもしれません。入国する時にも “Visit Japan Web”というアプリから情報を事前に入力しておかなければなりません。入力の締切時間が空路と航路で違っているのもビックリです。(日本は陸路がないのが、メキシコとは違いますけど・・・)

『先進国首脳会議の議長国』という言葉も、よく聞きますが、今の日本は経済にしてもその他の施策にしても他の先進国とは違う気がしてますけど・・・と、家で一人で呟くことが多くなりました。

最近の出来事では、アメリカの銀行が3日で潰れてしまうような世の中です。スピード感が10年前とは違いますから、慎重に進めることとスピード感が求められることを間違えて処理してしまうと大変なことになる世界になってることを改めて考える機会になりました。

メキシコ滞在VISA (FM3)無事に更新! これで安心して一時帰国できます

海外赴任者にとって、気を付けておかないといけないことの一つにVISA(査証)があります。国によって、またVISAのステータスによって更新する時期も違いますので、ルールをよく理解せずに、うっかり滞在国を出てしまった場合など、再入国できないことになったりします

もうすぐ私も一時帰国しますが、本来なら、もう少し早くても可能だったのですが、私のメキシコでの滞在VISAの更新が控えていたので、何かのトラブルでメキシコへ再入国できなくなると困るので、VISAの更新をしてから帰国することにしました。

メキシコの滞在VISA(FM3)の更新は最初に取得してから1年後、その次が2年後、その次に更新すると永住権のVISAに切り替わります。コロナ前までは、この永住権のVISAを更新する前に本帰国になるパターンだったようですが、コロナ禍では日本との行き来が難しい時期だったので、永住権VISAになってしまった方が多いです。(日本って前例ができると、急に今までと違ったパターンになっても、今までやっていたかのように普通に物事が移行してる・・・計画とか見通しとかのアナウンスはない)

世界に展開している海外企業だと、『いつ・いつまでは海外移動はなし』などの通達が事前に行われていることが多く、会社としての方針が示されてることが通例だと思います。

ちょっと話が逸れました・・・

ということで、私もメキシコ滞在が1年なので、VISA更新の時期です。今、持っているVISAの期限が来る前に更新ですし、1ヶ月前から受付はしてると思いますが、、、まぁここはメキシコ。全く急ぐこともなく(これは想定していたので、2月入ってから会社には、何回か更新手続きについて申し入れしてましたが・・・)期限が切れる前に更新できたので良しみたいです。

私より少し早く更新が必要だった人は、期限が切れる3日前に更新が完了したので、ちょっと気が気ではなかったのですが、無事に更新完了です。去年は緑色のカードでしたが、今年はクリーム色のカードになりました。運転免許証のようなカード式ですので携帯するのに便利です。

レオンの移民局は相変わらず、並んでましたね・・・でも驚いたのは、コロナ対策としてマスク着用やソーシャルディスタンスなどのお願い看板が出ていました。マスク着用義務はメキシコでは、もう以前からないのですが、場所によっては求めるというスタンスのようですね。

日本でも、先週からマスク着用が個人の判断に委ねられましたが、日本は元々、マスク着用に関しての罰則規定はなく、あくまでも国民へのお願いベースだったことを考えると、”国民性”に委ねられていたことに変化はないように思います。

場所や状況によってマスク着用をお願いされることはあると思いますし、メキシコの移民局のように、気になる機関が、『お願い看板やお知らせ』を出して考えを示せば良いと感じました。この看板の影響かどうかは不明ですが、大体、6割強くらいの人がマスクを着用してた感じです。無症状の場合には、特にマスク着用効果は少なからずあると思うので、看板を見て着用に協力してくれる人がいるのであればという感覚で良いのではないかと思いながら、私の順番が回ってくるの待ってました。

次にここに2年後、来るのかどうか・・・?  とりあえず今度の一時帰国は、予定通りできそうです。

メキシコの健康診断結果

1ヶ月ほど前に健康診断を受診しました。旦那さんの会社では、一時帰国時に受ける人が多いのですが、一時帰国できる日数も、そう多くないのと、既に前回の受診より1年以上過ぎてますので、できるだけ早めに受けておきたかったので、メキシコでの健康診断を受診することにした訳です。

☆健康診断を受けた時の投稿メキシコで健康診断!

診断の結果は、もちろんのことスペイン語です。日本語訳を別料金でお願いできたのですが、翻訳アプリもあることですし、数値が出てくる訳ですから翻訳は依頼せず、原文のままの結果をもらいました。

送られてきた封筒が、すごく大きくて『何で?』と思ってたら、なんとレントゲン写真付きだった!

↑↑写真を見ても、真っ黒で解りづらいと思いますが、よく医療ドラマに出てくるような、あのレントゲン写真が、そのまま送られてきたのです。ウチはドラマのように映し出すパネル持ってませんけど???メキシコ人は、これもらってどうするんだろうか?と、一瞬、考えてしまいました。

このレントゲン写真をどうやって保管しておく? いずれ使う時が来るんだろうか?と思いながらも、送られてきた封筒に戻しました。

もちろん、診断結果が書いてある書類も同封されており、私たちにとっては、こちらの方が大事です。

スペイン語が並んでますが、、、何となく解りますし、後でスマホアプリでじっくり翻訳をかけますが、はやりコレステロールが高いですね。これはもうここ最近、毎年のことです。

加齢によるものだったり、更年期にホルモンバランスが崩れてコレステロール値が上がることは起こり得ることなので、他の数値が悪くないのであれば、食事や適度な運動などを取り入れて管理していくことだと捉えています

OMRON(オムロン)HP → 生活習慣病Q&A 50歳女性です。

アラフィフになると、少しずつ体調に変化が出てきますし、それは仕方がないことですが、健康診断を定期的に受診しておくことで大きな変化があれば対応できることもあるのではないかと思います。

旦那さんも、『今回はコレステロール値が上がった・・・』と言っていました。お酒も飲まないし、私よりストレッチや週末には散歩やジョギングしているのですが、やはり年齢には勝てなくなってきてるようです。車通勤ですし、日本に戻ったら電車通勤になりますから、また変わってくることもあると思うので、今は病気しないように過ごすことにしてます。

私も病気しないように、免疫力を下げないようにメキシコ生活を送るようにしたいと思います。

久しぶりの雨の匂い!

少し前から夕方の数時間、風速が20m近く吹くような日があったりしてました。気温は相変わらず30℃近くのメキシコ・レオンです。

それが今日、いつのも風が吹き始めたな・・・と思っていたら、部屋の中が暗くなってきたではないですか!

今年初めての(今シーズンじゃないですよ)雨が降ってくる?!慌てて、部屋の窓を閉めまわりました。窓に近づくと雨の匂いがして、ポツポツながら雨粒が落ちてきました。ザーザー雨ではなさそうですが、風が轟々吹いてるし、黒い雲がまだ停滞してるので暫くは、こんな状態でしょうね・・・

雨季はまだ先のことですが、これからは時々、夕方は、こんな日もあるのかな? まだ早朝は10℃前後の気温で、気温が昼間にかけて、ぐんぐん上がっていく気候に体がついていってない気がします。

去年同様、ハカランダの花もチラホラ咲き始めてます。これから数ヶ月が、レオンでは一番暑い季節となります。

急には、資産は増えません・・・

最近、『金融リテラシー』という言葉を聞く機会が増えました。簡単に言えば、金融に関する知識や判断力のことを指すのですが、経済と深く関わるとても複雑ことですし、政治の影響力も少なからず受けます。日本の教育の中に、この分野について、学ぶ機会が多くなかったこともアラフィフの私には、そう簡単には理解できないのかもしれません。日本の総理大臣が『所得倍増』と以前、言っていたのが資産所得倍増』と言い始めたので、資産は国の施作で増やすものではなく、自分で増やすものにシフトしていることに自分の考えを変えていかなければならないことに気が付いたのですが、資産は今、直ぐに増えるものではないので、『今更、言われても・・・』というのが正直な気持ちです。

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シニア世代が現役で働いてた頃は・・・

私たちの親世代が現役で働いてる頃は、銀行にまとまったお金を定期で預けておけば、年に7%とか(それ以上だったかもしれません)利子がついていたので、1年間100万円預ければ7万円もらえてたという計算になります。その成功体験と銀行に預けておけば安心という固定概念があるのではないかと思います。今は定期預金金利0.002%なので、100万円預けても20円ですから、その差は歴然です。銀行も経営破綻することもありますし、もう1980年代のような『銀行神話』はないのでしょうね・・・

資産を増やすという点から見ると、銀行に預けても今の金利政策では資産は増えないですから、銀行の役割が『自分のお財布』という位置付けであり、資産を増やす役目はもう果たしていないこと、銀行の窓口に行かなくても、お金を送金したり受け取ったりできる時代になっていますから、自分のお財布として便利が良いかどうか?銀行口座を開く時は、そういう視点から考えて選ぶ時代になっていってると思います。

それと、1999年からゼロ金利政策が導入されて20年以上。こんなに長く低金利時代が続くとも思ってなかったということもあります。2023年ももう暫く、このような政策が続くようです。そして、アラフィフにとって、この20年がどんな意味を持つのか?それが資産形成にどう影響してるのか?考える為にも、金融リテラシーを上げることは、これからとても必要で大事なことだと思います。

資産を増やすには時間が必要

『複利の効果は人類最大の発明』であると、アインシュタインが言っていたそうです。複利は元本だけでなく、利子が利子を呼ぶからです。そう言えば、私が子供の頃、郵便局で貯金する時に、『複利式で預けた方が良いですよ』と言ってくれたのを思い出しました。今となっては、その意味の大きさに、もっと早く気付けば良かったと後悔してます。この複利の力を活かして資産を増やすには長期的な積立期間が必要です。

最近は、数値を入れるだけで、簡単に計算してくれるアプリなどがありますので、それを使ってシュミレーションできます。自分で計算するのは面倒なので、アプリ等で簡単に知ることが可能です。

☆任意の数値を入力することで計算してくれます *積立や取り崩しのシュミレーションができます。

▶︎ 大和アセットマネジメントHPより 人生100年時代シュミレーションツール

  • 目標金額2,000万円
  • 毎月の積立金額5万円(無理のない金額を設定)
  • 想定利回り4%

入力したら、『計算する』を押すだけです。例えば、2,000万円貯蓄のシュミレーションを立てようと思い、数値を入力すると↓のような結果になりました。

引用元:大和アセットマネジメントHP 人生100年時代シュミレーションより

☆想定値:月5万円で4%の想定利回り

銀行に貯蓄しているだけでは30年以上もかかりますね。銀行金利は殆どありませんから・・・しかし、投資で行うと20年ほどで目標金額を達成できることになります。もちろん、金利は確定ではありませんし、どのくらいの金利がもらえるかは未定ですが、少なくとも銀行に預けてるよりは結果はマシなのではないかと推測されます。

取り崩しとは?

貯めた資産を取り崩しながら運用もすることを考えることで、資産寿命を延ばすことを『資産の取り崩し』と呼ばれています。

☆大和アセットマネジメントHPより 人生100年時代シュミレーションツール

*例として下記の数字を入力してました

  • 年利3%(投資で現実的な数値にしてみました)
  • 毎月の取り崩し金額10万円
  • 金融資産額2,000円
  • 取り崩し開始年齢65歳
引用元:大和アセットマネジメントHP  人生100年時代シュミレーションより

数十年後の物価がどれだけ今より変動しているのか?大幅に増えているのか、減っているのか未定ですが、2人で老後生活を送るのに必要な金額を年金受取金額から想定すれば、『貯蓄の取り崩し』は免れなと思っています。どのくらい貯蓄できたのか、受給開始時の年金の支給額がどのようになっているのかなど、様々な要素が絡み合ってきますので、このシュミレーションツールで想定できるのは助かります。

感じたこと

私が思っていた投資のイメージは以前のブログでご紹介した通り、短期投資でした。金融リテラシーをしっかり持ち、長期的に運用することを前提に考えていかないと、資産が増えないということです。日常生活をムリなく送り、老後への資産も残すことを考えるのであれば、長期間をかけてコツコツ積立していくことが私たちに合ってるように思います。2024年より新NISAが開始されますが、内容を見てもある意味、それを日本政府も認めているということではないでしょうか。

お金を増やす、資産を増やすということをマイナスイメージで捉えるのではなく、自分が少しでも気持ちの余裕を持って生きられる為の支えとして資産形成していくことは、むしろ必要なことで、それを自己責任で行うことになる、ということ。若い人や投資年数が長ければ、少額でもコツコツと積立すれば資産は増やせる可能性があるということですね。これからどうするのか?考える為にも、知識を増やしていこうと思います。

 

☆関連投稿ブログ ▶︎ 最近、投資のイメージが変わってきた

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