『コロッケ』作る前に準備するものパン粉

日本では、お惣菜が手軽に買える環境。家での『コロッケ作り』は、滅多にする機会が減っていました。メキシコでは、日本ようにお惣菜が買えませんから、コロッケが食べたくなったら自分で作ることになります。でもコロッケ作りで重要な食材、パン粉が手に入りくいのです。スーパーにもあるにはあるしネットでも買えますが、お値段がお手頃ではないのです(涙)パン粉を使う料理はハードルが高いです。

引用元:Amazon Mexico HPより

なぜなら、メキシコで買うと日本の5倍ほどする価格のです!1ペソが約7円ですから、これで約973円です。パン粉を使う料理をしようとするとまず、前日までにパンを凍らせておいて、おろし器で、すり下ろしてパン粉を作り出しておかないといけません。

パンを一生懸命すり下ろし、準備が出来ました。少しエビを入れて牛の挽肉も多めに入れました。

パン粉以外の食材は牛肉も含め、安く手に入るので、『パン粉』の手間さえなければ、もう少し頻繁に作りたいコロッケ。手作りコロッケは、じゃがいもがホクホクしてて美味しいです。次に我が家の食卓にのぼるのは、いつになるかな・・・(笑)

<メキシコ生活> 『そら豆』から寄付の話まで

今日は、メキシコのスーパーマーケットで初めて見つけたもの『そら豆』

鞘ごと焼いて食べてみよう!ということで購入(笑)何でも挑戦してみる精神は健在です。

いつもは購入レシートを細かくはチェックしないのですが、今回は何気なく項目を眺めてたら、こんな項目が・・・“Centavos para Hambre Cero” これに50センタボの金額が付いているのです。直訳すると、『Hambre Ceroの為のセンタボ』です。センタボはペソの補助単位通貨で100センタボで1ペソです。

これは余談ですが、センタボ単位のお釣りは店に小銭がなかったりしたら、貰えない・・・(苦笑)一応、10と20と50センタボ硬貨があるのですが、現金の場合、私は50センタボ単位でしか返してもらったことはありません。20センタボとかはなかったことに・・・払う時に25センタボお釣りのはずが、貰えず多く払ったままとなっても、特に何も言われません(涙)キャッシュレス化でセンタボ単位の硬貨は流通が減ってるのかもしれませんが、日本では1円単位までキッチリお釣りを返してくれるので、これで良いのか?と思うこともありますが、メキシコではこれで良いみたいです。

ちょっと横道を逸れましたので、本題に戻ってレシートの項目について、どうも食品ではないことは理解できたので調べてみることにしました。

“Hambre Cerro”は、国連世界食糧計画(WFP)が取り組んでいるSDG’sの項目第2番目 “Zero Hunger”から来ているようです。

☆WFPの取組みについてのHP▶︎ 国連世界食糧計画HP 国連WPFとSDG`s

☆その他のSDG’sの投稿▶︎ 『ジェンダー』の意味を正しく理解しよう

引用元:国連HPSDG’sロゴより

私が行ってるスーパーマーケットHEBは、このプログラムに参加していて、購入者には(多分)自動的にこの寄付が付けられており、その金額が50センタボなんだという理解に至りました。海外では、こういう形での寄付はよくあるのではないかと思います。子供の通ってるカナダの大学の学費支払い項目にもユニセフだったか寄付の支払い明細項目が50セント程、記載されてました。

日本の普段の生活では、自動的に寄付してる状況に陥ることはほぼ無いかもしれません。でもメキシコでは、信号待ちしてるところに『寄付して欲しい旨の説明書き看板』を持ちながら寄って来られ(道路で車が走ってるから危ないと思いますが)様子を見ていると寄付してる人がいます。そういう環境の中で生活していると、スーパーの買い物する度に寄付することになっていても納得するという、そういう文化になるのかもしれません。企業が率先して社会に貢献・還元していくことを一般人が実感できたり、接したりする機会が多くあるのも海外生活で体験できることの一つなのかもしれません。いろいろな形での寄付行動がありますので、普段の生活の中で、根付いていくものだとしたら、日本ではまだまだなのかもしれませんね。

今回、『そら豆』買わなかったら、じっくり見なかった『買い物レシート』まだまだ自分の知らない情報が載ってるかもしれません。スペイン語の勉強の為にも、もう少し眺めてみたいと思います。

旦那さんからの依頼『工具入れ』

時々、リビングにミシンが出っ放しな時があります。

メキシコの引越し荷物の中に、作業台になるような机は持って来なかったんです。子供が帯同ではないし、『家具付きの家』を賃貸することが多い海外赴任。船便の船が沈んだりすることも無きにしも非ず、2ヶ月の期間をかけて日本から持って来るの物は最小限にするのが、今回の海外赴任のテーマの一つだったこともあり、ハンドメイドの道具も選んで持って来ました。ミシンは外せないアイテムだったので持って来たのは、やはり正解でしたよ(笑)海外では100円ショップも近くにないですし、ちょっとしたものを作ったりすることがありますので、海外赴任時にはミシンを船便に入れておくのはお勧めです!

そしてミシンで時々、私が何か作ってるのは知ってる旦那さん。

旦那さん

『ドライバー入れ』作って欲しいねんけど・・・

じゅんこ

『難しい形やね(苦笑)・・・』

旦那さん

『巻き風ので良いんやけど?』

じゅんこ

???

そうなんです、『ドライバー違い』をしてたんです。私はてっきり、ゴルフのドライバーを入れる、もしくはドライバーヘッドのカバーの制作依頼かと思ってたんです。そうしたら、大工道具のドライバー入れを作って欲しいという・・・それなら作れそう!!!旦那さんが小学校高学年から使用してる一式らしく、他の道具とは別に保管したいそうです。

どんな物なのか?本数や高さを測りながら、イメージして簡単な製図らしきものから制作開始です。

  • ポケットの数はどうする?
  • 全体の大きさ
  • 留める紐の長さをどうする?
  • 依頼者がどんな感じで使用するのか確認
  • 工具以外のもので入れるものあるのか?

依頼者がザックリ抽象的にしか説明がない場合は製作者は苦労することが多いので、私から質問して完成イメージを作っていくこともありますが、一番、モチベが下がるのが『何でもいいわ〜』とか『全部、任せるわ〜』なんです。色とかも含めて、考えていることは全部、伝えてもらいたいのが、製作者側の思いです。何でもそうですが、相手が考えることが全て理解できるハズもありませんので・・・

上の会話を見ても、考えてることが違うと会話が噛み合いませんしね〜 そこを埋めていく作業は面倒くさがらずに、お付き合い下さいませ。

そして、出来上がりは↓↓

工具入れ(巻き)表側

紐を解いて、中に工具を入れた状態です。

工具入れ(巻き)内側

<ポイント> 他に入れたくなるかもしれないので『2段入れ』で制作し、無地と柄の2種類のキャンバス地を使用しています。上からもう一折りして畳みますが、もう少し背の高い工具を入れても畳めるような寸法にしています。

制作は、家事を合間にしながら、半日かけて終了。メキシコに来てからは自分のペースで家事もハンドメイドもできるので、『ゆったり生活』してます。アラフィフなので、目の焦点が合わなくなったり手先が思うように動いてない時もありますから、無理のないペースで過ごせることは有難く、ある意味贅沢な暮らしかもしれませんね(笑)旦那さんからも合格点も頂き、満足のいく時間でした!

<メキシコ生活>この金属製のカゴは?

近所を散歩していると、こういう物(金属製のカゴみたいなの)が道の所々にあるのです。

白くペンキで塗装されたのもありました。

最初は何だか解らなくて、そのまま散歩してたら、幾つか同じようなカゴがあるし、やっぱり何かを入れるんではないかと思っていたら、中身が入ってるのを見つけました!

『ごみ集積用カゴだったんですね〜 鳥やカラスなども居ると思うのですが、ポンっと捨てるんですね(笑)日本だとネットを掛けたりしてますけど・・・どのくらいの頻度でごみ収集が行われているのか、判らないのですが、『鉄製のカゴ』は景観の一部に溶け込むような配慮があるように感じました

使い捨てプラスチック製の使用に関しては、メキシコでも規制が2021年から始まってると聞いています。ただ、ゴミの分別に関しては、まだ私の住んでる地域では日本ほど進んでいないように思います。一般的には『家庭で出るゴミとそれ以外』くらいな感じです。メキシコシティのような都会だと違うのかもしれませんが・・・

買い物では『マイバック持参』が基本となっていますし、環境問題に対して意識が高まっていることは確かです。プラスチックに変わる製品も出てきていますし、このような鉄製のカゴに捨てられるゴミの袋も、そのうち変わって行くのかもしれませんね。私たちが生活していく上で、ゴミ処理の問題は避けて通れないので、これこそ世界規模で足並みを揃えて進めていって欲しいです。

気になってる『外貨預金』どうしようか?

24年ぶりの日銀による為替介入により、一旦は円高になったもののすぐに、元の円安になってしまいました。専門家の人たちも『数日しかこの効果はないだろう』と言っていたので、期待はしていなかったとは言え、ものの見事に、その通りになるのも何だかがっかり・・・今後も米ドルとは、ある程度の金利差が開いたままになることが予測されています。

それなら、米ドル定期預金にした方が利率が良いのでは?と考える人もおられると思います。私、その一人です。SNSでも『米ドル定期預金』についての情報が多くなるのも納得です。でも、だからこそ、自分なりに精査して決めたいと思っていたところ、リベラルアーツ大学の両学長の動画が配信されたので、シェアさせて頂きます。

☆両学長 リベラルアーツ大学『外貨定期預金どうなの?』↓↓

引用元:YouTube両学長 リベラルアーツ大学 『外貨定期預金どうなの?』

両学長の動画を観て、皆さんが知りたいことや何かの参考になることが有れば幸いです。

実は30年近く前に、私は米ドルの定期預金をしたことがあります。その頃はまだ経済のことや資産運用のことなど、特に知識もなく何をどうしようとか明確な目的もなかったので、行員さんの言われるままに預けた記憶です。その後、ドル資金を使うこともなく、円高時代に入ってしまったので、全部売ってしまったのですが・・・確か、ポンドの外貨も少し持ってましたね(苦笑)その頃から少しずつでも金融リテラシーを高めていたら、、、と最近、思うことがあります

プロのトレーダーではなく、『小さな個人投資家』として自分の金融資産を守るという観点から勉強することを知っていたらと今更ながらに感じます。とは言え、時間は巻き戻しはできませんし、投資の方法やルールも時代と共に変わっていきます。それに合わせて、自分がどのような方法を選択していくかを考える為にも勉強を続けていくしかありませんね。

アラフィフの私だと、自分が描く老後生活が送れる資金がどのくらい必要なのか?と不安はあるものの、一等の宝くじを当てでもしない限り、まとまった資金は入ってこないので、無理なく『自分の資産』に向き合っていくことにします。

アメリカのジョイントアカウントを通して考えること

日本の銀行では個人情報保護法により、家族で1つの口座を共有することはできません。旦那さんのお給料が振り込まれたら、必要な現金を出してもらわないと専業主婦の私は、生活資金用のお金が手元にありません。共働きの方達は、自分に給与が振り込まれる口座と、家族が生活で使う口座を分けて持ってるのかもしれませんが、口座間で資金を移動させてる手間がかかったりしますよね。アメリカでは、共同名義口座ジョイントアカウント(joint account)というのが開設でき、旦那さんと私の名前を登録して2人で1つの口座を使える制度があります。夫婦間だけではなく、兄弟姉妹で所有してるアメリカ人もいました。アメリカの銀行は、とても合理的で便利です。

アメリカのジョイントアカウントとは?

2名以上の(共同)名義人が口座に登録でき生活費やその他口座に登録した名義人なら自由に引き出せます。アメリカでは一般的な口座開設の方法です。日本は個人情報保護法により、認められてないので例えば奥さまがご主人の口座からお金を引き出したり、その他、業務をする時には委任状などが必要になります。それが共同名義人なら必要ないし、ATMカードも、名義人それぞれに違ったカード番号で発行されます。必要なお金を『その一つの口座』から自分で引き出せる仕組みになっています。

管理する口座は1つなので、お金の流れが把握しやすいのと、自分の名義でもある為小切手のサインもそれぞれに登録するので受け付けてくれます。(日本だったら銀行印を登録するイメージでしょうか)わざわざご主人に小切手を書いてもらう必要もないので便利です。預金者側にたったシステムだと言えます。

アメリカの銀行ATMは?

口座に数万円入金残高がないと口座維持管理料金がかかったり(日本ではゼロ円でも基本、管理費は発生しませんよね?)しますが、その分、銀行ATMでの引き出しに夜でも早朝でも、休日でも手数料はかかりません。1度の現金引き出しは500ドルだったりと上限が設けられているもののキャッシュレス化が進んでいるなら、そのくらいの現金が手元にあれば事足りることが多いはず。手数料を気にせずに現金が引き出せるなら、日本もこのような制度は導入してもいいではないでしょうか。

日本の銀行はATMカードとデビットカードは別になってることが多いので、2枚カードを持つのも面倒ですね。アメリカの場合は、ATMとデビットが一体化されてるので1枚で済むところも違いです。

サービスが日本と異なりますが、『お金』に対する考え方が銀行を通して見えてくるのかもしれません。日本もコロナ禍を経て、キャッシュレスが進んできています。日本が欧米よりキャッシュレスが進まない理由に『銀行の仕組み』が利用者にとって不便であることも、一因なのかも知れないと感じています。

海外銀行口座を閉める時は?

海外赴任を数年したら、やはり生活するのに現地の銀行口座が必要となります。そして、アメリカの銀行は日本の銀行と仕組みや使い方が違うこともあり、戸惑うことも多くあります。口座を残したまま帰国してしまうと、口座を閉める作業が難しくなったり、口座に動きがなくなってから数年で凍結され残高が没収されたりする可能性もあります日本では10年くらい大丈夫だと思いますが、海外口座は維持管理費も預けてる金額によって必要になったりと仕組みが違います。今は、海外銀行発行の小切手換金が日本では殆どできなくなってます。

日本に似たような制度は?

日本では共通口座や家族カード(代理人カード)という名目での口座は作成可能ですが、名義人を複数登録できるのではなく、名義はあくまでも一人のみの登録です。となると、『管理方法』をしっかり決めておかないと、後で大変なことになりそうですね。各銀行によってサービスが異なるので、事前チェックした上で、どのように使用して行くのか決める必要があります。

私が思うこと

アメリカのように1つの口座に複数の名義が登録できる方が、管理もしやすいし便利だと思うんですが・・・自分口座から共有口座に資金を移動させる手間が省けますからね。銀行の利便性が優れていないと銀行に口座を開設する人も減って行くかもしれません。スマホ決済サービス会社に直接、給料が振り込まれる時代がすぐそこに来ていますし、送金するにも決済アプリで行う方が簡単で手数料もいらないなら、日本国内なら、そちらを利用する人が増えるのは当然ですから。そうなると、これからは銀行利用の生活から、違う媒体で決済するようになることを考えてアラフィフはマインドを変えていく時期なのかもしれません。海外送金なども銀行を通さない仕組みが現れる日も近いのかもしれません。

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