テレビはもう要らない?

メキシコに来てからテレビを観る生活をしていません。以前ならスペイン語を勉強する為に、と思ったりしたかもしれませんが、今はYou Tubeや他の動画配信、日本のラジオ講座も聴ける時代。ネット利用でオンラインレッスンで勉強することも方法はいくらでもあります。それに、日本の情報も衛星放送などを契約しなくても、YouTubeや動画配信サービスなどで観ることができますので、アメリカ赴任時代と比べて格段に日本の情報がネット上で取れるようになったので、益々、テレビの存在はなくなっています。

テレビだと、放送が流れている中から自分の知りたい情報をキャッチしていかなければならず、それが番組の中で、いつどのように放送されるか解らないので、ダラダラ観てしまうこともありますが、ネット配信だと観る速度も選べますし、必要ない所は飛ばせますし、もう一度観たい所は戻ってチェックすることも可能です。それに、テレビ放送でははっきり意見として言いづらいことも発信できる場面が多いようで、観ている側としても説明がわかりやすかったりします(笑)

テレビは放送を観るためというより、画面を使って映画やゲームなどのその他の映像を楽しむ為に使う時代になってきてるように感じます。テレビ自体を購入せずに、家庭用にプロジェクターを購入し、白い壁やウォールスクリーンを使って映像を映してみることも可能になってきています。どんなものなのか想像しにくい方は、Amazonの商品を参考例に下に添付しておきますので、参考にしてみて下さい。

テレビ放送はデジタルチューナーやブルーレイレコーダーをHDMIケーブルで繋ぐと観れます。メリットとデメリットを理解して、自分に合いそうならプロジェクター使用を検討してみるのもありかもしれません。まだまだこれから商品開発が進む分野だと思いますので、今からチェックして知識を持っておくといいかもしれません。

私たちも(いつ日本に本帰国になるか未定ですが)日本に住むことになった場合は、テレビの購入は後回しになるかもしれません。電化製品を揃える上位にテレビは入らない・・・アラフィフ世代のテレビっ子時代が終わりに近づいているような感じです。全てをネットに委ねるのは心配があるものの、環境が変わり整備され、自分にとって便利に使えるものかどうか、シニアに向けてしっかり自分で考えて生活することが求められているような気がしてます。

メキシコにいる間は、ネット配信にお世話にならざる得ないので、停電もなく、ネットのトラブルにも巻き込まれず生活できればと思います。

日本の水際対策から新型コロナワクチンの接種回数を考える

旦那さんの会社では、マスク着用義務は任意になってから数週間が経ちました。新規感染者は出ていないようで、今シーズンはインフルエンザのワクチン接種を会社の集団接種に組み入れようとしているところです。

メキシコでは2回目のコロナワクチン接種証明までは公的に発行されますが、証明書を提示する機会もないためだと思いますが、3回目以降を接種したとしても自己管理で接種時にもらう紙などを保管しています。医師のサイン等もないものもあるようです。メキシコ入国にはワクチン接種証明や陰性証明も入りませんので、接種の回数にこだわることもありません。多くの国が新型コロナワクチンの接種回数によって、入国制限をすることはなくなってきているようです。アメリカなどでは、5回目を接種している人もいますし、流行してからもう2年以上経つので、経済活動においての世界的な人流を促進していく傾向の中、国の施策で行なっているワクチン接種を何回打ったのかという回数を入国制限の条件に入れるのは難しいという思うのです。

そして、日本の水際対策で不思議に思うことがあります。5回目を打った人の方が抗体量が残っているであろうと推測するのが普通なのに、日本入国時に使うアプリに入力する接種情報は1回目から3回目までで、4回目、5回目は関係ないし、近い方から3回目→4回目→5回目と入力すると入国条件に合わないそうです。日本より海外の方が、コロナワクチン接種は早く開始してるとすると、1回目接種は2年近く前です。そこから間隔をあけて接種したとすると、3回目接種は1年くらい前に終わってることになります。その後、接種したとしてもその回数は関係ない???直近、3回のワクチンの接種記録を登録するのなら、意味はあると思いますが、、、

日本政府厚生労働省水際対策HPより引用

そして現在の日本国内のワクチン接種状況は、高齢者は5回目のワクチン接種を始めているのに、4回目接種接種対象は60歳以下で基礎疾患などがあるか、もしくは医療機関などに勤めてる方など限られた職種に(未だに)絞っています。多くの人は3回目まで接種すればよいという意味なのであれば、海外から入国する人が4回も5回も接種している人の入国がアプリによって受けつけられず、陰性証明の提出を課したり、空港でのPCR検査対象になったりするのは、どうも納得いかないのです。

海外では、出国前のPCR検査を受けられる所が(簡単な抗原検査などではダメなので)少なくなってきてるので、出国前検査は負担なんです。

日本政府厚生労働省HP 水際対策出国前検査証明書より引用

☆日本の水際対策について▶︎ 日本政府厚生労働省水際対策HP

過去の接種記録を全部、アプリに登録するなら意味は理解できますが、2022年11月の段階で『1回目から3回目の接種記録』に拘る理由が全く解りません。ましてや日本国内での感染者がまた増えているのであれば、入国の少し前に4回目や5回目を接種している海外からの入国者の方が、日本にいる人たちよりも抗体を持っているのではないでしょうか。

水際対策をして海外からの入国を止めたいのか、ある程度は許容して経済活動を取るのか、何をしたいのか見えてこないですね。60歳以下の人たちで接種を希望してる人に、接種機会を広げることは考えていないのでしょうか。メキシコに住んでいるので、日本国内の詳しい情報は完全に掴めないにしても、海外から入国してくる人たちの状況を、もっと広い視野で見てどうするか考えて欲しいですね。

日本国内の接種率も上げたいのか、どうしたいのかも中途半端すぎませんか?

ワクチン接種に関して、しっかりと内外に適応した考えを示して欲しいものです。

メキシコの家の屋根にはガスタンクも・・・

メキシコでの、のんびり生活を始めて、はや8ヶ月。生活インフラは日本と違うことは覚悟してしてきましたが、以前のアメリカ赴任生活が役に立ってますます、そこそこ生活できてます。初めての海外赴任がメキシコだと大変だったかもしれませんが・・・

今回は、メキシコのガス事情についての投稿です。日本でもガス管が通ってない地域ではプロパンガスが使われていると思います。メキシコではガス管が通ってる所は少ないので、自分の家にあるガスタンクにトラックで回ってる業者さんに入れてもらってガスを使用します。日本のプロパンガスもそうだと思うのですが、普通は家の1階部分のどこかに置きますよね、私にとってはそういうイメージだったのですが、メキシコでは屋根の部分にガスタンクや水タンクを置いてることが多いようです。

家の前にトラックが来て、『管』を伸ばして入れていくようなのですが、ちょっと大丈夫かな?とは感じるのですが、問題はないそうです。タンクから無くなる前に、業者さんに連絡して足してもらうのですが、すぐに来てくれるかどうかは、メキシコなので・・・(苦笑)

日本でもガス管や水道管が道路の下に通っていることが、私たちの生活を便利にしています。蛇口をひねれば安全に飲める水が出てきて、ガスコンロのつまみを回せばガスが出る。自分で水を買ったり、ガスを買ったりすることに時間を割かなくて良いのです。

インフラ整備は大規模で資金も時間もかかることなので、メキシコでは難しいのかもしれません。それでもこれから国力が上がり、人々の暮らしが便利になるように政策が方向転換して行けば日本のようになるのかな・・・いずれはそうなって欲しいですね。

日本人の奥ゆかしさは茶道から?動画からの学び

京都に住んでいた頃は、近所の商店街に行けば抹茶や茶筅などが、すぐに買える環境でした。

自分自身も学生の頃に茶道を習っていたのですが、社会人になり、歳を重ねて行くほどに遠ざかっていった茶道の世界ですが、中田敦彦トークの動画で『茶道の魅力』を見つけ、勉強させて頂きました。旦那さんも、この動画は気になってたようでチェックしてたのですが、再生時間が約1時間の動画だったので、ゆっくり取れる時間の時に観たいと思ってたようで、私も観たいし2人で時間取れる時に観よう!ってことになりました。

YouTubeより 中田敦彦のトーク『奥が深すぎる茶道の世界』

久しぶりに『茶道の世界』に触れて感じたことは、日本人の奥ゆかしさはやおもてなしの原点は茶道から来てるのかもしれないと・・・相手のことを考え、どう客人を迎えるか、向き合う時間をじっくり取ることは今の忙しい生活では面倒なことですが、根底にこのような考え方を取り入れて行動することは悪くないことです。

多くを語らず、相手を慮る茶道の世界日本人の奥ゆかしさでもあり大事にしたいと思う反面、グローバル的には通用しない日本人特有の考え方というを忘れてはいけないと、海外で暮らす私たちは改めて思う内容でした。

海外では、どうしても人種や育った国が違う人たちが集まって生活してることが多く、多様な考え方や環境が背景に存在する為、自分のことを理解してもらうのには、どうしても自分の意見や主張をハッキリ言うことになります。自分と同じ価値観を共有している人がいない場合は、特に説明不足や、言わなくても判るだろうと、こちら側での勝手な判断は誤解を生むキッカケになり得ます。

日本人の奥ゆかしさを保ちつつも、『奥ゆかしさ』という考え方が一般的ではない世界もあることを知った上で、行動することも海外生活者には必要です。日本国内でも通じない場面が増えてきているのかもしれませんが、多くは語っても相手を慮るという部分は忘れずに、メキシコ生活を過ごしていきたいですね。

海外でも抹茶はブームで抹茶味のスィーツは見かけることはあります。でも抹茶自体は高価で手に入りにくものなので、こちらでは飲めませんが、今度、一時帰国した時は買って帰ろうかな、と思ってしまいました。

<メキシコ生活>歩行者は青信号横断でも小走りで渡る

海外に行くと(旅行も含めて)街を出歩きます。防犯のことは皆さん、対策をしたりして気をつけておられると思いますが、他にも気をつけることの一つに、その国の『交通ルール』があります。

日本では左側通行ですが、(2022年現在、世界の1/3程度が左側通行を採用)右側通行の国が多いので、感覚的に違和感があるのは当然。例えば道を横断するとき、車の進行方向と同じ位置から横断する場合は、右→左を見てから横断しますが、右側通行の国では左→右を見てから渡るほうが良いです。その他、路面電車や自転車専用道路など、普段、日本で生活している中にない交通ルールがあったり、車の走行でも日本にないルールがあったりしますので、渡航する国の交通ルールは事前に確認し、安全に『街中を散策』できるようにして下さい。

メキシコは、州によって違いはあると思いますが自動車運転免許を取るに、日本の教習所のような所で練習する人は殆どなく、家族の車や友人の車を借りて10時間ほど練習して、実技試験を受けて、簡単な口頭試問などを受けて料金を払えばもらえます。(『試験』すらない州もあるそうですが・・・)

なので、ウインカーを出して車線変更をしない車も多く、日本のように歩行者優先ルールを守ってくれない場合も多いのです。大きな幹線道路では、歩行者用横断歩道の数が少ないので、いざ渡ろうと思っても横断歩道がないこともあるので、歩行者にとって、どこで渡るか、どこで渡っておくか、はとても重要なことなのです。

特に、歩行者の横断可能で信号のない所で、車の進行方向と反対の歩道から渡る場合は気をつけないといけません。日本なら歩行者優先のルールを守ってくれる人が多いですが、メキシコでは車がウインカーを点灯させずに、スピードを緩めずに曲がってきます。ウインカーを出さないので直進していくと思って渡ってたら、急に車が目の前にやってくるのですから・・・その上、クラクション鳴らされることもありますから、私が悪いのか、と思ってしまうこともしばしばあります。信号のある横断歩道で青で渡っている時でさえも、曲がってくる車にクラクション鳴らされることもあるので、私は、自分の信号が青でも小走りで渡ることにしています。

それならば、大通りではなく交通量の少ない道を歩けばいいのでないか、と思うかもしれませんが、大通りから1本入った道が『安全な道』とは限らないのです。見た目、外国人だと判ってしまうと、ひったくりやスリに遭遇する確率が上がるので、昼間であっても特に歩いたことない道を一人で、それも歩行者が少ない道は避けるのが鉄則です。

Googleマップを使って、現地まで歩いて行くこともあるのですが、最短時間や距離よりも、どの道を歩いて向かうのかを確認して歩いています。現地まで近道であっても、舗装されてない道や歩いたことのない道は一人の時は歩かないようにしています。心配な時は事前に、旦那さんと一緒に週末のウォーキングルートに入れて下見をすることもあります。最近、冬時間になり、以前よりも早く、陽が沈むのでそういう点も考慮に入れています。

これから海外に行く予定のある方は『現地の交通ルール』も知ることの一つに加えて、渡航する街の色々な情報を入手して街の散策を楽しく過ごせるようにして下さいね。

スペイン語 “rr”発音に苦戦と勉強の進捗状況

スペイン語の語学学校に通い始めました。若いバイタリティーのある女性の先生で英語もできる先生です。マンツーマンで受講し、1コマ1時間から取れるのですが、私の経験上、1回に2コマ(2時間)で予約を入れています、解らない箇所で詰まってしまうと、1時間だとすぐに時間が来てしまうので(慣れない間はしんどいですが)このペースで暫くは続けます。

英語と同様にスペイン語もアルファベットがあります。でも数は英語より1つ多い27文字。そして、読み方も違う文字が幾つかあります。英語はフォニックスを知っていれば、ある程度の単語は知らなくても読めます。(このフォニックスを日本では教えてくれないので、日本人が英語に慣れないない理由の一つだと私は思ってるのですが・・・)スペイン語は、英語よりも日本人にとっては発音しやすく、ローマ字読み+アルファベット読み 時々、スペイン語の特有の綴りでの発音を知っていれば、ほぼ、読むことは可能なのではないかと感じます。

*『アルファベット読み』の例:Gはへ Hはアチェ Jはホタなど

*『特有の綴り』の例:Yoはジョ queはケ(クエではない)など 

ただ、“rr”の単語(rが2つ続けて並んでいる単語)の発音ができなくて・・・先生も今はできなくてもいいから、少しずつ練習するように言われています。

“rr”の単語は、舌先を上顎に付けて、舌先を振るわせて出す

この『振るわせる』が、どうしてもできないのです!

旦那さんはどうしてるのかと聞いてみると、日本語の『とろろ芋』という言葉で使って練習したそうです。『ろろ』と続く言葉なので、その部分を”rr”の発音に置き換えて言うように練習するのだそう。

今の私には、これもできず・・・です。

いつ、できるかは解りませんが、やるしかないので(苦笑)”rr”だけに時間を取られる訳にはいきません。他にも覚えることがたくさんあるので、このまま前に進んでいきます。今の目標は・・・

  • 日本語の文法にはない所をしっかり覚えていく!
  • スペイン語のアルファベットをスラスラ言えるようになる!
  • 数(序数を含む)・曜日・月・時間など日常生活でよく使うものを早くマスターする!
  • 英語と同じ文法の所は、どんどん覚えて使う!
  • 名詞・動詞だけではなく形容詞も活用があるので気を付けること!

語学は語彙力が備わってくると、何となく相手の言っていることは解るようになりますから、どこかの時点から語彙力が伸びてくることを期待しつつ、”rr”の発音ができるようになるといいなと思ってます。

今は、体の部位の単語を覚えてます。授業中にノートをこのように取りながら勉強してます。そして家に帰ったから、整理しながら復習を兼ねて、もう一つのノートに『まとめ』を書いてます。名詞を覚える時は男性名詞・女性名詞も一緒に覚えた方が効率が良さそうなので、書くようにしています。

語学は難しいと思って諦めた時点で終わってしまいますので、自分なりの方法で楽しく継続できるようにすると、案外数ヶ月後には、スッと入ってくる時がやってくるのかもしれません。アラフィフですが、目指せトリリンガル!?

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