『パスワード管理』は面倒『パスキー』が普及し始めてます

何かにつけて『パスワード』が必要な毎日の生活です。パソコンで何かにアクセスする時に使うことだけではなくて、建物に入る時とかも必要な時ありますし、買い物する時にも必要だったりと、あちこちで入力する機会があります。

最初にパスワードを設定する時に文字数や使う文字などが、その都度、違うのことが多いので、どのように設定しようかと迷うこともしばしば。でも、大事な作業なので慎重に考えて設定しても、それをどのように管理するかをまた考えないといけません。この作業が面倒と感じるアラフィフな私です。

パスワードを管理するアプリもありますし、Googleアカウントなどでクラウド管理してる方もいると思います。最近では、デジタル技術や生体認証技術が進歩して、スマホを一人1台所有する時代に入り『パスキー(passkeys)』と呼ばれるパスワードなしで認証ができるようになってきました。

パスキーなど説明参考記事iOS・Androidも対応『パスキー』とはなにか?パスワード時代の終焉(Impress Watch 2022年11月25日付より)

利用者側がパスワードを設定するのではなく、デバイスなどで生体認証を行い、予め登録されているSMSなどにパスコードが送られてきて、それを入力してログイン許可を得るという形式になってるので、利用者側がパスワードの管理をしなくて良い時代に移行しつつあります。私が使っているアプリも一部、『Web認証』になっているものもあるのですが、全てにおいてパスワードは、自分で管理しなくて良くなる時代に早くなって欲しいです。

また、業務提携グループ同士をまとめて紐づけて、1つのアプリなどで管理したりしてパスワードなどを設定し、あちこちアプリなどを開かないで済むようになってるサービスもあるようです。その場合は、万が一、パスワードロックがかかってしまった場合、紐づけられているもの全てのサービスが利用不可になりますから、パスワード管理や入力回数が楽になるからという安易な考えだけで登録してしまうと返って不便になることもあります。

新しいことを始める時は、『メリットとデメリット』を自分なりに確認して納得した上で利用するようにして下さい。登録した後に、自分には合ってなかったサービスだと気がついても、元に戻すのに費やす時間と作業が大変なこともありますから。

デジタル化が進み、デジタル遺産の問題も含め、パスワードの管理はとても重要で身近なものです。自分なりに整理をし、新しい技術があれば利用していけるように情報をアップデートしていくことが常に求められている時代です。次のステップに進むためにも、今の自分の現状を把握してキャッチアップする機会になってもらえれば嬉しいです。

メキシコで健康診断!

今回、メキシコで健康診断(半日、人間ドックみたいな項目)を受けてきました。

海外赴任者とその帯同家族は1年に一度は健康診断を受けることになっています。旦那さんの会社は、今は単身赴任でメキシコ勤務の方が多いため、日本に一時帰国した時に日本で健康診断を受けられる方が殆ど。私たちも一時帰国した時に受けようかと思っていましたが、一時帰国の日程が、もうす少し先になるので、メキシコで健康診断を受けることにしました。

海外の健康診断事情は?

アメリカ赴任時代もアメリカで健康診断を受けていたので、私たちにとって海外で健康診断を受けることは、あまり抵抗がないことですが、日本のように予防医学の考えが広く浸透していない国が海外では多いので、病気もしていないのに病院に行って検査を受けることは一般的にはあまりないことです。ですから健康診断ができる病院は限られてくることが多かったり、受けられる項目も日本とは少し違うこともあります。

今回は、ウェルビーメディック(WellBe Medic)という医療サポートシステムに会社が加入していくれているので、海外で医療を受けるのも随分と楽でした。このシステムを使って健康診断の予約や日本語通訳などの依頼ができます。海外赴任者は利用されてる方が多いのではないかと。 健康診断の予約を個人で直接、病院へ行うことも可能だと思いますが、やはり現地の言語がある程度できないと難しいのではないかと思います。

☆ウェルビーメディックHP→ WellBe Medic

メキシコの健康診断

メキシコの健康診断を受けるにあたって、日本のように検尿や検便などの専用検査キットがないので、事前に指定された容器をドラッグストアなどで自分で購入するよう指示がありました。写真付きで見本が提示されてたので、どんなものを購入するのか理解しやすかったです。

今回は会社負担の健診なので会社側が用意をしてくれ、旦那さんと私の二人分をもらってきてくれました。日本の健診制度は何から何まで、ちゃんとしていることが改めて実感できます。

ご覧の通り、検尿と検便の容器が同じという(汗)・・・いろいろ複雑な気持ちが交錯します。皆さま、お察し頂けると有難いです。

予約を取ってもらった健診の病院は私立ということもあるのか綺麗な所でした。レオン市の北側にある”Hospital Angeles Leon”という病院です。

ウェルビーに申し込めば、病院選定や検査時間など全てお任せになります。検査日の希望は3つまで出せます。10営業日くらい先の日程から予約可能なので、計画的に進めて下さい。今回はいつも買い物しているスーパーの近くだったので、特に迷うことなく待ち合わせ場所に到着できました。

これから陽が昇っていく所です。

健診当日

予約は朝8時開始。朝ご飯抜きで検査をするので、少しでも早くから検査が始まるのは助かります。受付の続きなども全部、通訳さんがしてくれるので、私たちは椅子に座って待ってれば良いだけなので、それだけでも気が楽です。

手続きが終わって、建物を移動して採血から健診開始。

日本の病院だと採血する時に、血管が細くで嫌がられることが多いので、通訳さんを通して、その旨を担当の看護師さんに伝えてもらうと『そんなに細くないよ』と・・・アメリカで入院した時もそうだったのですが、海外では私の血管でも、いとも簡単に採血してもらえます。この差は何なんだろう???

今回も、すんなり採血が終わりホッとしました。

これから心電図やレントゲン、エコーなど健診を受けていきます。結果は1ヶ月後くらいに手元に届くということです。大きな問題がないと良いのですが・・・日本でも会社で健診を受けたりする機会がある方は、できるだけ受けて早期発見・早期予防して下さいね。

私が感じたことと反省

白人が多い病院という印象。掃除も行き届いているし日本の病院と同じような感じです。ただメキシコあるあるで、時間になっても先生が来ない、次の検査が行われるまでの待ち時間が長く、日本人感覚からすると『ムダな時間』に感じてしまいます。終了予定の時間より1時間半もオーバーして終了でしたので、提示された時間はやはり『メキシコ時間感覚』でした。でもこれは、一般診療もしている病院なので仕方ないようです。

診療自体は日本で受けているのと同じように感じでしたので、ここの部分は安心して受診できました。

注意点としては日本の健康診断のように荷物を入れるロッカーや着替える場所が用意されてないので、荷物を持って移動していきます。各診療で必要な場合は、『着替え用の服』は用意されていました。専用の着替え場所はないので、受診室や受診室に併設されているトイレなどで着替えをするよう言われましたので、脱ぎ着しやすい服装で脱いだ洋服を入れる大きめの袋などを準備した方が良いと感じました。貴重品はコンパクトにまとめておくことは頭にあったのですが、自分の脱いだ洋服をどうするのかまで頭が回ってなかったです。身の回り品の管理が必要になることをお忘れなく。

『待ち時間』のことを除けば、日本で受診するのとあまり変わらない健康診断がメキシコで受けれることが判ったので良い経験でした。

コロナワクチンの完全接種回数は何回と認識してますか?

日本ではコロナワクチン大規模接種会場の縮小や規制緩和についてなど、コロナ関連の情報がまだまだ毎日のようにニュースで流れていますね。メキシコでは、追加のワクチン接種の話題は全く聞かないないし、ましてやPCR検査もできるのかどうかも、よく分からないです、コロナ前の生活に戻ってます。マスク着用は任意なのですがサービス業などに従事してる方は、まだまだマスク着用してる人が多い印象です。

そろそろ年1回の一時帰国できる時期なので計画を立て始めているのですが、成田空港のPCRセンターが2023年1月末で閉鎖になってるのを見つけて、海外ではPCR検査の陰性証明提出の必要がない国が多いというのを証明した形だな・・・と感じてしまいました。海外に出かける人でPCR検査を要求されることがなくなったということです。

そして、日本の入国の水際対策は2023年2月10日現在はこのような状況です。

引用元:日本政府厚生労働省HP水際対策より

この表を見て、日本に住んでる多くの方は何も感じないかもしれません。『有効なワクチン接種証明書』ということですが、日本の入国に必要なワクチン接種回数は何回だと思いますか?

コロナワクチンを3回接種していないと、出国前(72時間前)検査証明書提出が必要の該当者になるのです。海外でのワクチン接種完了者と言われているのは一般的に2回です。Q&Aのフローチャートで海外の人が進めて行った場合、2回接種で完了者と思っているかもしれないので齟齬が生まれやすいのです。

最新の渡航情報を詳しく扱っている日本橋夢屋さんのサイトが見やすかったので、こちらを参考に掲載させて頂きますと・・・アメリカ入国条件は2回接種を完了としています。

引用元:日本橋夢屋HPよりアメリカ(米国)渡航情報

☆日本橋夢屋HP→ アメリカ渡航情報

海外の航空会社の英語版だと入国条件に”fully vaccinated”と書いてあると2回を指すので、日本に渡航する場合は、『3回接種』とハッキリ英語版などに明記するようにしないと混乱します。これから日本にも海外からの渡航者が増えてくるのですから、2回接種で大丈夫と思い込み、陰性証明書を持たずに日本に来て、入国管理局で入国許可が降りずに帰る外国人も増える可能性があるということです。

海外の方が皆、厚生労働省HPの水際対策の英語版までチェックして来るわけではないので、ここに英語で『3回接種』と明記していても情報としては届かないこともあり得ます。上の写真にもあるように、表になってるのは有難いですが、有効なワクチンの必要回数までは明記してありません。英語版まで見て初めて気がつきます。各航空会社のサイトや旅行情報にも入国に必要な接種回数は日本は3回であることをいろいろな媒体を使って正しく広く翻訳されて海外からの渡航者に伝わるようにしてもらいたいです。

☆厚生労働省HP 水際対策→ 日本政府が定めたワクチン(英語版)

政府が3回接種を求めてるなら、一般的に海外で採用されている内容とは違うので、明記をしておく発信力が問われています。海外ではPCR検査場が少なくなってきていますし、未接種や追加接種をしていない人も一定数いることも考慮に入れて欲しいですね。

今年2023年は日本が先進国の議長国。もっと積極的に世界に向けて頑張って欲しいです。インバウンドの需要を増やしたいのであれば、『外の状況』を知った上で発信していくことが必要です。

もうコロナ生活が始まって3年が経ち、そろそろ入国に条件がつかない海外旅行になってほしいですね。私たちの一時帰国もスムーズであればと思っています。

メキシコのバレンタインの様子

日本でもバレンタインデーのチョコレートが売られている時期ですよね?きっと、いろんなチョコレートがお店に並んでいるのでしょうね・・・見てるだけでも楽しめそうです。

メキシコでもバレンタインはイベントとしてあるようです。日本では女性から男性にチョコレートを贈ることが習慣付いていますが、海外では男性が女性にプレゼントするパターンが多いようです。そしてメキシコでは、『愛と友情の日:El Dia del y la Amistad』とも呼ばれ、カップルだけではなくて友達同士ともお祝いするようです。

いつも行ってるスーパーマーケットもすっかりバレンタインデー仕様!

可愛いピンク色でコーティングされたドーナツやらカップケーキが売れています。メキシコでも創意工夫してイベントごとに合わせた商品が並ぶのは日本と同じですね。

私が働いてた頃は職場の人にも買う『義理チョコ』が、なんとなく当たり前の慣例みたいになってましたが、もう今はそんなことないんでしょう?自分の渡したい人だけに(自分の分も含めて)選んで買うのは楽しい時間でもあります。

皆さん、楽しい時間を過ごして下さいね!

チップ用の小銭入れが欲しかった!動画で勉強しながら簡単に制作できちゃった!

メキシコではチップを渡す習慣があり、スーパーマーケットの袋詰めの人や駐車場で車を出す時に誘導してくれる人などに5ペソから10ペソをチップとして渡します。日本では、そういう習慣はないですし、当たり前のサービスとして受けていることが、ここメキシコでは当たり前でないことがあります。

メキシコでは、キャッシュレスで買い物することが殆どですが、日本のようにQRコードで読み取るようなキャッシュレス化ではなく、クレジットカード払いやデビットカード払いが主流です。現金での支払いもまだ根強い印象です。

キャッシュレスの支払いが多いので、小銭が手元にないことが多く、銀行のATMも硬貨は出ませんし、わざわざ小銭を作るために現金で買い物をすることもあるくらいです。だから、『小銭』はとても貴重!そして、渡す時もサッと出さなきゃいけないので、なんか良い小銭入れはないかと思ってました。

そうしたら、小銭入れの作り方の動画を見つけたので作ってみました。

引用元:YouTube 小春の手作りアカデミーより こんな小銭入れが欲しかった

メキシコの硬貨は見た目が似てるので、大きさを頼りに見分けています。ケースの中で小銭を広げて見れる場所があるというのは助かります。手のひらに収まるサイズですし、大きな布地も必要ないので作りやすいです。

握力に不安がある方は、縫い付けるのに少し手間がかかるかもしれませんが、普通のスナップボタンの方が、プラスナップより開け閉めがしやすいかもしれません。スナップボタンの手持ちが今、なくて・・・日本ならすぐに、手芸店や100円ショップに行けば買えるんですが、ここではちょっとムリそうなので、動画通りに手持ちのプラスナップを付けます。

ワンタッチのプラスナップはメキシコでは手軽に手に入らないと思ってたので、裁縫道具と共に持ってきてたのですが、スナップボタンは持ってこなかった・・・こういうことは、今のメキシコ生活ではよくあることです。

とりあえず小銭入れは完成して使えるので、これからはここにチップ用の小銭を入れることにします!

またメキシコとの物価の差が広がりました

メキシコと日本の購買格差がまた広がりました。前回、投稿した時は(日本を1として)1.3くらいだったのですが、今回1.5を超えてきました。日本も物価上昇のラッシュですが、それ以上にメキシコの物価が上がってるということなんです。

大卒の初任給が日本の半分くらいなのに、物価は日本の1.5倍ということは、日本の賃金が今の5割増になっても良いのでは?と、アラフィフの私は単純に感じてしまいました

☆メキシコの物価についての以前の投稿とうとうメキシコの物価の方が高くなりました

日本特有の『春闘』交渉で3%とか5%upとか、賃金大手スーパーのアルバイト賃金が7%上がるとか、メキシコの居ても情報は聞いています。一方で海外進出してる企業が4割賃金上げるという話が出るのも、メキシコに居る私にとっては、こちらの方が納得できる賃金アップに感じてしまいます。賃金が上げられない事情があるのかもしれませんが、賃金を上げやすい政策を政治で行なってもらわないと、企業努力だけではすぐに、賃金アップに繋がることは難しいのではと思います。

日本の労働者は『サラリーマン』が多いので、源泉徴収されてる税金を確定申告に変えるだけでも月に数万円所得が増えることになるのではないかと思います。確定申告して税金を払うことになるので、自分がどのくらい税金を払うことになるのかなど、税金に対する考えや理解を深める機会になります。

ちょっと話が逸れてしまいましたが、経済的に世界から見ても、先進国とは言えない状況になっているのは間違いないと感じているのは私だけなのかもしれませんが・・・

日本の価格で安心安全な食品やサービスを受けられることは有難いと思う反面、安すぎるという感覚が持てないのは、やはり可処分所得(収入から税金や社会保険料を引いた金額)が上がらないのが大きいのではないかと思います。メキシコでは、より良い収入を得るために転職は当たり前で、企業も良い人材を得るために賃金アップをせざるを得ない状況になってます。

メキシコだけではなく、以前は日本より物価が安かった他のアジアの国の方が賃金や物価が高くなってることを認識して、これから後々の私たちの生活に大きく影響しないようになってもらいたいものです。

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