『年賀状じまい』をしてから、もう数年。メキシコ赴任することが決まる何年か前にしました。理由は、アメリカ赴任もあったり、私たちも帰国後は以前と全く関わりない土地に住んだり、旦那さんも本帰国後、単身赴任だったので友達との連絡先が疎遠になってたりして、親戚以外の人たちに年賀状を送ることが減ったので、年賀状じまいをしました。LINEで新年の挨拶したり、メールが来たりと年賀状を送ることの代わりのものが出てきたのことが大きいと思います。メキシコにいる今も、連絡もらえるようになってるこの時代はとても有難いと思っています。
年賀状が頂いた場合は年賀状ではありませんが、こちらから連絡させて頂きますね。今回は『年賀状を頂くこと』ではなくて、SNSなどで新年のご挨拶を頂く中で感じることがあるので、それについてのお話です。
メッセージを送ってくれる人が使用してる映像や動画で気になることがあるのです。
メッセージを送ってくれた人自身が撮影して私に送ってくれてる、もしくは著作権や肖像権が発生しないコンテンツを利用して送ってきてくれるのは良いのですが、明らかに『友達が撮影した』旨の文言を書いているのにも関わらず、撮影者から引用した内容が示されてない、キャプションが付いていない、撮影者に第三者に送って良いかどうかの許可を取っているのかどうかなど、全く不明なまま発信している人がまだいるということです。
受け取った第三者が、その映像や動画を拡散する可能性もあるSNSの世界で、受け取った人の道徳や倫理観に任せることになることに気づいていないという点です。肖像権や著作権が発生する可能性があるかもしれないものを第三者に送っているという認識がないとしても、送った側に非があると認められることもあるということを忘れてはいけないのです。
一人1台スマホを持つ時代。誰でもが手軽に綺麗な写真や動画が撮れるようになったので、誰もが簡単に制作者になれます。それはとても喜ばしいことで、その機能のおかげで出来ることが増えたのも事実です。だからこそ、それをどう使うのか?それを考えることが求められています。写真や動画を添付して送る側のリテラシーが低いとトラブルに巻き込まれることもありますから。巻き込まない、巻き込まれないようにして下さいね。
添付コンテンツを送る作業ばかりに気を取られ、そもそもそのコンテンツを添付して良いものかのか?第三者に添付して送る前に、少し立ち止まって確認してから『送信作業』して下さい。最初は面倒だなと感じるかもしれませんが、習慣になると一連の作業になりますから。
アラフィフより上の世代にとっては、このデジタル世界は小難しいと感じるかもしれませんが、これから生活して上では避けては通れない世界です。自分なりにデジタル世界への向き合い方や使い方のスタンスを見つける機会になれば幸いです。
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