認知症予防、できることならアラフィフからやっておくのが良いと感じた瞬間

▶︎ シニアに向けて考えること
この記事は約4分で読めます。

最近、調べていることがあります。

実は実母がアルツハイマー型の認知症の診断結果を少し前に受けました。日常生活を送るのには問題はないのですが、記憶の部分が特に収縮の進行が見られるため、遅かれ早かれ生活に影響が出てくるということで、進行を少しでも遅らせるためにできることをやっていくことになりました。

認知症の薬も幾つかありますので、主治医の先生と相談しながら服用しています。

いつから発症したのか、直接の原因などは不明ですが、会話も今は特に問題なくできますし、行動も一般のシニアと同じですので、家族以外の人からすると認知症を発症しているのは気づかないのではないかと思います。新しい出来事を覚えておくことができないことが増えています。ここ数年の出来事は覚えていなかったり、数分前のことを覚えてないことも時々、あります。発症する前のことは(何十年前のことなど)しっかり覚えていることもあるので、病気のことを知らない人と話してると、だんだん話が合わなくなってきたり、会話を続けていくのが難しくなってることもあるのではないかと思います。

私自身は、この結果に対し受け入れてることなので、母が同じことを何度も何度も繰り返して話たりしても受け流すようにしてますし、重要な日程などは、すぐにカレンダーに記入することで問題なく今の所は生活できています。

酷なような気もしたのですが、本人にも病気であることを伝え、認識してもらうようにしています。

それもいずれ、忘れるかもしれませんが、本人が自覚することで防ぐことができることがあればとの考えてのことです。本人も受け入れているようなので家族としてもやりやすいです。身体的な衰えは歳を重ねるごとに現れてきてても目に見えますので対処できることもありますが、『頭の中のこと』は見えないので、進行が早くなってるかもしれませんし、緩やかになってるかもしれませんので、家族としても判断が付きにくいです。急に症状が進行すれば、体は元気なのに感情のコントロールなどもできなくなることも今後は出てくるかもしれません。

今回、母の『介護認定の申請』をしてみて感じたことは、申請後の審査や介護保険を受けるための説明など70代や80代のシニアの方だけで作業をこなしていくのは難しいのではないかと思います。情報量や作業量が多いので、やはり疲れますよね。世の中には頼れる人がいないシニアの方もいらっしゃると思うので、高齢化社会の日本の問題点の一つを垣間見た気持ちです。

『介護』のことを調べ始めて気づいたことが、平均的な年金受給額だけでは、すぐに入れる施設が少ないように思います。年金だけで入れる施設は入所待ちの人数が多いので、いざ必要になって施設を希望しても入れないかもしれないことに不安があります。

認知症の施設としてグループホームというのがあるのですが、入居条件が要介護2以上で施設と同じ市町村に住民票がないと入居できないという法律上の制限があるので、入居希望してすぐに入れない可能性が高いので、今から探し始めても良いのかもしれません。少し前まではコロナ禍で、施設の見学が思うようにできなかったりしてましたから、これから、コロナに関して『解除』されていくことを考えると私たちも行動していく時期になってきてるのかなと思っています。

認知症はシニアだから発症する病気でもないですし、アラフィフの私でも発症する可能性があるので、母のことをキッカケに自分のことだと思って、これから『介護』のことについて勉強していこうと思ってます。平均的支給年金額で入れる施設が少ないのであれば、今、住んでる所でも、老後の生活を安心して送れるようになれば良いのにと感じます。

今回、『介護』のことを通して、自分に起こり得る未来が何となく想像できるようになってきました。ですが、なるべく認知症にならないようにする努力が今のアラフィフの私にとっては優先事項ですね。ちょうどこの投稿記事を書いてる時に上がってきたのですが、本要約チャンネルに動画がアップされていたので共有させていただきます。

YouTube 本要約チャンネルより 『Dr.白澤のアルツハイマー革命 ボケた脳がよみがえる』

『日々の積み重ね』が、シニアに向けて必要な時間であることが『アラフィフの時間の使い方』なのかもしれませんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました