<メキシコ生活> 『そら豆』から寄付の話まで

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今日は、メキシコのスーパーマーケットで初めて見つけたもの『そら豆』

鞘ごと焼いて食べてみよう!ということで購入(笑)何でも挑戦してみる精神は健在です。

いつもは購入レシートを細かくはチェックしないのですが、今回は何気なく項目を眺めてたら、こんな項目が・・・“Centavos para Hambre Cero” これに50センタボの金額が付いているのです。直訳すると、『Hambre Ceroの為のセンタボ』です。センタボはペソの補助単位通貨で100センタボで1ペソです。

これは余談ですが、センタボ単位のお釣りは店に小銭がなかったりしたら、貰えない・・・(苦笑)一応、10と20と50センタボ硬貨があるのですが、現金の場合、私は50センタボ単位でしか返してもらったことはありません。20センタボとかはなかったことに・・・払う時に25センタボお釣りのはずが、貰えず多く払ったままとなっても、特に何も言われません(涙)キャッシュレス化でセンタボ単位の硬貨は流通が減ってるのかもしれませんが、日本では1円単位までキッチリお釣りを返してくれるので、これで良いのか?と思うこともありますが、メキシコではこれで良いみたいです。

ちょっと横道を逸れましたので、本題に戻ってレシートの項目について、どうも食品ではないことは理解できたので調べてみることにしました。

“Hambre Cerro”は、国連世界食糧計画(WFP)が取り組んでいるSDG’sの項目第2番目 “Zero Hunger”から来ているようです。

☆WFPの取組みについてのHP▶︎ 国連世界食糧計画HP 国連WPFとSDG`s

☆その他のSDG’sの投稿▶︎ 『ジェンダー』の意味を正しく理解しよう

引用元:国連HPSDG’sロゴより

私が行ってるスーパーマーケットHEBは、このプログラムに参加していて、購入者には(多分)自動的にこの寄付が付けられており、その金額が50センタボなんだという理解に至りました。海外では、こういう形での寄付はよくあるのではないかと思います。子供の通ってるカナダの大学の学費支払い項目にもユニセフだったか寄付の支払い明細項目が50セント程、記載されてました。

日本の普段の生活では、自動的に寄付してる状況に陥ることはほぼ無いかもしれません。でもメキシコでは、信号待ちしてるところに『寄付して欲しい旨の説明書き看板』を持ちながら寄って来られ(道路で車が走ってるから危ないと思いますが)様子を見ていると寄付してる人がいます。そういう環境の中で生活していると、スーパーの買い物する度に寄付することになっていても納得するという、そういう文化になるのかもしれません。企業が率先して社会に貢献・還元していくことを一般人が実感できたり、接したりする機会が多くあるのも海外生活で体験できることの一つなのかもしれません。いろいろな形での寄付行動がありますので、普段の生活の中で、根付いていくものだとしたら、日本ではまだまだなのかもしれませんね。

今回、『そら豆』買わなかったら、じっくり見なかった『買い物レシート』まだまだ自分の知らない情報が載ってるかもしれません。スペイン語の勉強の為にも、もう少し眺めてみたいと思います。

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