日本の水際対策も終了して1ヶ月。この夏は海外旅行へ!と考えてる方もいるのではないでしょうか。
新型コロナに関する各国の対応はなくなったとしても、入国に関するプロセスはある訳で、パスポートさえあれば良いということではありません。日本のパスポートはとても優秀ですから、つい忘れがちですが、渡航の目的によっては事前に査証(ビザ)が必要になることもあります。
☆以前の投稿→ 『日本のパスポート取得率』から感じること
ビザが必要なくても、入国管理カードを記入する必要があったりと、渡航先の出入国に関しては、事前に情報は得ておくと慌てなくなくて良いですね。
最近は、紙ではなくてスマホアプリや入国審査場での機械入力などで管理する国も増えてきています。AIやデジタル化によって便利になってますが、『機械が苦手』という方には、ちょっと荷が重いと感じるかもしれません。海外渡航を考えておられる方は、くれぐれも最新の情報取得と事前準備を!
メキシコ入国について
観光の場合:日本のパスポートで入国する場合は180日間はビザなしで入国可能です。日本からの往復チケットを所持して、日本からの直行便で入国するのがスムーズです。アメリカから経由便を利用する場合は、短期的にアメリカ入国にするビザ(ESTA)が必要になります。日本出国の72時間前には取得するよう推奨されています。
メキシコ出国について
去年(2022年)の夏に、私が一時帰国した時はまだ、紙の出入国カードが必要で、メキシコに戻ってくる時には、その半券(出国時にカードにスタンプを押してもらったもの)とパスポートと滞在ビザを入国審査官に見せていたのですが、2022年の12月15日よりパスポート番号による管理に移行されたと聞いており、出入国管理カードは無くなったのだとばかり思っていました。
空港の航空会社カウンターで出入国管理カードが渡され、出国前にこちらの事務局に寄ってから、保安検査を受けてゲートに向かいます。こちらでカードに押されたスタンプがないと出国できない為、保安検査場を通る前に忘れず寄ってました。
2023年春の一時帰国の出国について
出入国管理がパスポート番号での管理になったと聞いていたので、例のカードはもうないのかと思ったら、やはり航空会社のカウンターで出入国カードが渡され、移民局でスタンプをもらってくるように言われました。聞いてた話と違う???とは思いつつも、ルールが徹底されてないこともあるし、人によって言うことも違うことが稀にあるメキシコ。スタンプをもらっておく方が安心の為、もらってきました。
もし何かあった時、メキシコに再入国できなかったら困るので、確実な方法と証拠としてデータを残しておく習慣は身に付いております。
観光で出入国される方と、違う点があるかもしれませんが、現地の言語が話せない時は紙ベースは助かりますし、もらっておくべき『スタンプ』は押してもらって下さい。パスポートに出入国スタンプを省くケースも増えていますから、念の為、もらえるものは貰っておくのが無難です。
税関申告書については、レオンの空港ではまだ必要でした。紙が機内で配布されるか、空港について入国審査場で配られます。メキシコシティ空港利用の方は、税関申告書の記入がなかった方もおられ、これに関してもメキシコ国内でバラつきがあるように思います。
機内にいる間に、各国の出入国管理についてのガイド情報がありますので、それでチェックしておくのも良いと思います。
最後に
メキシコ再入国も無事にでき、自宅でゆっくり過ごす日々に戻っていますが、どの空港を利用して入国するのかなどで対応が違ったりします。入国や税関については、その審査官に委ねられている為、思わぬことが発生します。トラブルに巻き込まれて、入国拒否なんてことにならないように・・・メキシコ入国だけなら条件は厳しくありませんが、隣国の複数都市を周る場合などは各国のルールを確認してから日本を出国して下さいね。
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